2/15知(ちから)さんのご意見を読ませていただきました。
私は民医連職員であり、共産党の支持者であり、民医連後援会には加入していません。その理由を投稿します。
1.民医連の構成団体は医療機関であり、個人ではありません。したがって、投票権をもたない団体は、選挙活動に直接関与すべきではないと思っています。政党選挙はもちろんですが、首長選挙にいても、同様だと思います。同時に、団体が政治活動をすることは保障されなくてはならないと思っています。ですから、医療保険改悪の問題で,選挙時期であっても、民医連がその運動の先頭にたつのは当然です。
2.選挙活動と政治活動の違いですが、選挙活動とは候補者を立てて、資金を集め、支持拡大をすることだと思いますが、これはあくまで,個人またはその支持者で構成された後援会や首長選挙の場合も、個人加盟の○○さんを当選させる会などですすめるべきだと思います。では、民医連や労連等でつくる、□□を明るくする会などはどうか。現在は、明るくする会などが選挙母体となって選挙を闘っていますが、将来は、この会は、政治活動の共闘団体にとどまるべきだと思います。
3.民医連での選挙活動について、守ってほしい問題は、次の通りです。
①他の政党がすれば、おかしいと思うことはしないでほしい。
②時間外であろうと、業務上の立場を利用して職員に働きかけないでほしい。
③院内で,医療保険の署名を患者さんにお願いしているときに、選挙の話になることはあります。しかし、院内での患者との関係は、対等とは思えません。患者さんへの支持拡大をするときは無理強いは謹んでほしい。
④上記のことは、法律にあろうとなかろうとけじめをつけてほしい。他の政党がやっているからといってやらないでほしい。
4.民医連の選挙活動で私が気になるのは以下の点です。
①診療窓口にカンパ箱を置くことは、一個人(または後援会)の責任で院所の許可を得て、置くことはありうると思いますが、責任の所在が不明確な場合は、院所がおいたことになり、院所が政党を支持していると見られても仕方ないと思います。
②朝礼などの一番に、上司が選挙の支持拡大状況や後援会加入を訴えるのは、他の政党はやっていることだがやめてほしい。
③院内放送で、候補者がきたとか、院内で演説会をするとかの放送は辞めてほしい。
④後援会ニュースなどは後援会の世話人を通じて配付し、病院報に資料とし添付したりしないでほしい。