2月23日、都知事選にかんしての返事ありがとうございました。ところで、とても基本的なことをきくのでしょうが、JCPウオッチというのが何なのかわからないのですがーーお返事いただいた主題別討論のことですか?それともーー?
ともあれ、中村氏には、何らかの打診をしていただいたことありがとうございました。私自身、つぎにどういう行動をとるか、考えたいとおもいます。
それにしても、私が不思議におもうのは、昨年末、北朝鮮問題に関して、激しいやりとりがありました。反日反米反ファッショさんや三分の理さんに対する3名の方の反論だったとおもうのですが・・私は99%先の2人の考え方に与します。多少、言葉足らずのところがあったにせよ、北朝鮮がわの視点を抹殺していないというところに共感です。
日本のメディアというメディアが、この視点をまったく無視し、日本とアメリカの側から見たプロパガンダで、北朝鮮バッシングをやる。その延長線上で共産党にも社民党にもバッシング。対する共産党は、中立?を装い、その根源をさほど追求するでなく、公明党からの誹謗・中傷には、激しく反論。これは、やはり、おかしいです。マルクスだとか、科学的社会主義だとか以前の、人間性の問題です。
3人の一人・鎌倉太郎さんは、冷静に討論されようとする姿勢に好感をもちましたが、やはり、自らの思い込みの土台を是とした上で、相手に反論。気になったのが、イスラエルの核は公の事実であることを否定、また、日本の右翼がよく使うレトリックですが、過去、日本国家が行った強制連行を徴用といいかえることによって、緩めるといったまやかしには?です。よその国の民を自国の都合で強制的に連れてくるのは、強制連行でなくてなんなのでしょうか。ちなみに、徴用というのは、国家が国民を強制的に召し集めて使うことです。
さて、緊迫したイラク問題ですが、世界中がイラクの査察強化と反ブッシュで連携し、平和的解決をとなえているのですが、私はこれにもおおきな違和感があります。
今までも、小出しにいってきましたが、まず、私たちは、イラクの何を知っているのかーーということです。イラクのこどもたちの悲劇や、経済制裁のもとイラクの人々がどのような状況におかれているのか・・その根本原因は、なんなのか。
まず、私たちが頼りとする情報、テレビ・新聞ですが、これらの99%が戦争構造に乗ったアメリカプロパガンダを経由して、さらに、日本の資本を意識した操作を経て、茶の間に流されます。
たとえば、100ある事実のうち、8割がカットされ、残りの2割しか伝えられないとする、あるいは、その2割もアメリカの視点からのみの都合のいい情報だとするなら、ほとんどの人は、た正しい判断などできるわけがありません。
イラクのフセインはどう独裁なのか、イランイラク戦争のとき、大量破壊兵器をばんばん提供したのはだれなのか、クルド人を虐殺を背後で操っていたのはだれなのか。
こうした戦争中の駆け引きや泥沼から、一方的な事実のみを掬い取り、戦争の口実にしてきたアメリカのプロパガンダには、反吐がでます。また、知ってか知らずか、そうしたプロパガンダを垂れ流すほとんどのマスメディア、なかには、
明らかに意図したものがあります。
今日の米大統領の演説にはふれませんが(触れると精神衛生上よくないので)、イラクの将来の脅威を言う前に、今現にある、誰もが認識しているイスラエル・アメリカの核の脅威を問うべきです。現在、湾岸には、20万の兵を送っているアメリカの異常性をなぜ、糾弾しないのですか。
繰り返しますが、アフガンで何万(4000人なんていうのはごまかし)の人々を命中誤爆、地雷(クラスター爆弾)、劣化ウラン弾で虐殺したのか。何百万の人々を餓死させたのか。
朝日は、社説でピンポイントならーーと命中誤爆戦争に加担しました。共産党を含む日本、世界の世論がアフガン攻撃には加担したのです。
私はこのことを総括しないまま、今回は事情が違うといって、平然と反戦をとなえるその根拠こそが問題であり、このことが解決されない限り、アメリカブッシュの戦略には真の意味で勝てないとおもっています。