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東京21区問題と民主党の今後の動向予測

2003/2/14 赤旗記事研究分析員、20代、民間労働者

 このサイトでひとしきり話題になった東京21区(川田悦子議員)問題。2.7「赤旗」で、ここでの事前情報どおり、民青東京都委員会出身の代々木青年将校・田川豊氏が党公認候補として正式に発表されました。
 この問題での共産党批判は別に行うとして、ちょっと違った角度から見てみると、おもしろい予想図が浮かび上がって来る。
 ことは単純で、他党の対応のことである。
 衆院・東京21区の現職は川田さんであるが、彼女は無所属議員なので、当然、すべての政党にとって「空白区」である。従って、次の選挙では新たな議席の獲得(または奪還)を狙って動き出すだろう。
 各党ごとに見てみると、自民党にとっては21区は現在、敗戦区。
 公明党、保守党も同様。民主党(喪失区)に至っては単に空白であるだけでなく、「いわくつき選挙区」である。因縁の地と言ってもいい。
 さらに今回の「川田落とし・対立候補決定」で、日本共産党(血の入れ替え区)にとっても「いわくつき選挙区」に。なんというか、いやはや、なんともはや、ってなもんである。
 日本共産党が川田議員を「切り捨てた」ことにより、おもしろい動きが可能なのが菅直人の民主党である。民主党が、川田議員をヘッドハンティングするのではないか、少なくとも可能性は否定できない、と思うのです。
 ただし、これは民主党側だけを見た場合の話。これを川田議員が受け入れるかどうかは別問題。
 けれども実質的な支援として「対立候補を立てない」という判断もありうる。21区で出馬したがってる関係者をどういなすかがポイントになってくると思うが。
 21区での民主の動きに要注目である。