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共産党が市町村合併に反対するわけ

2003/2/4 一太郎、50代、無職

 共産党は基本的に市町村合併に反対していますが、その理由は政府の押し付けだからとか、行政サービスが悪くなるとか道州制導入の陰謀だらとか言っていますが、考えてみると本音は議員の定数が減るから反対しているのではないか。
 合併すれば当然合理化で議員や職員は減らすことになる。
 共産党は国会の一票の格差是正でも議員数を増加させて是正しろといっている。議員定数が減ればそれだけ当選が難しくなるからだろう。共産党はつまり定員100議席で10議席とるより定員200議席で11議席とれるほうがいいという考えだろう。しかし政権をとるには議席の定数がどうだろうと少なくとも現在の自民党ぐらいの支持率と得票数を取れなければ不可能である。定員を増やせというのは国民からは支持されないだろう。議員が多ければ民主主義とは必ずしもいえない。アメリカ上院は定数100名なのに日本の参議院は250名。しかもマスコミ・識者とも日本の議員の方がアメリカの議員よりよくやっているという意見は聞いたことがない。
 また知事にしてもアメリカのカルフォルニア州程度の日本とアメリカがほぼ同数の50人ずついるというのもおかしい。明治の初めにできた今の県では今日の実情には会わないもっと行政単位を大きくして合理化すべきだろう。