遅くなりましてすみません、お返事させて頂きます。
ええと、私の職業のことなどはちょっと遠慮させてください。
知り合いに知られては困る場合などもあるので。
個人的なことでなく、一般的なことならお答えできます。
獏さんは私の意見を「純粋」と表現しましたが、それは自分では違うと思っています。
私は計算というか、論理で思考しているにすぎないと思っています。
たとえば戦争の悲惨さというものは、私は体験してないから実感していません。
しかし、実際に戦争は起こしてはいけないもので。
知識や理論で導き出されたことは、体験から実感からすれば二次的なものですが、それでも重要なことだと思っています。
一般的な二十代の若者は、個人的で、自分流の生き方を探してる、と獏さんは書きました。
ただ私が思うに、流行というものに従順すぎるのではないか、とやや批判的に考えています。
私は前の戦争にいささかの興味があって、それからすると、流れに従順ということにあまり良いイメージを持っていません。
それぞれの個人を見てみれば、流れに乗って行動するのが一番得な生き方なんでしょうが、全体を見るとそのためにとんでもなく悪い方向へと行ってしまう、そういう法則のようなものがあるように思えます。
私の知識と理論からすると、これからの日本は政治の作った借金に押し潰されるように、どんどん状況が悪くなってゆくでしょう。
突然一気に潰れてしまうのか、じわじわと悪くなってゆくのかは分かりませんが、私は相当危機的な状況だと思っています。
なのにメディアで、未だに不況と借金を結びつける報道が流されていないというのは、狂気じみているとさえ思います。