どうやら、“石油マフィア”とも言うべきブッシュのイラク攻撃という大暴挙が開始されようとしています。
世界的な反戦運動の高揚も何のその、ブッシュやブレアはただただ石油利権のために多くのイラク国民を殺戮しようとしています。こんな無法が許されていいはずがありません。
私も先日、日比谷での抗議集会に参加してきました。予想を上回る多くの人たちの参加は本当に嬉しくなりました。
私の世代では、かつてこんなに「反戦」が盛りあがったという記憶はありません。それだけに多くの日本国民が今回の米英の行動には危機と非難を強めていると強く感じました。(そう言えば新右翼の一水会・木村代表が「鬼畜米英」というアナクロながらピッタリのタイトルの本を先日出しましたが)
もちろん、私は以前書いたようにフセインを支持するつもりは毛頭ありません。クルド人の虐殺や血族で固めた恐怖政治は唾棄すべきものです。しかし、だからと言ってアメリカが攻めていいという理由にはなりませんし、ましてや、この「悪」のフセインを育てたのは他ならぬアメリカではありませんか? フセインは確かに「悪」です。しかし、このフセインを利用したものの、利権が得られないとわかるや今度は捨てようとするアメリカ・ブッシュは言うなれば「極悪」ですね。
こんな「極悪」ブッシュのパシリと化した小泉純一郎は怒りを越してただ情けない限りです。
戦争が始まれば、報道がそちらに集中して自分の失政を逸らせるとでも思っているのでしょうか。とんでもありません。
日本経済は戦争によってズタズタにされるでしょう。
こんな「極悪」に尻尾を振るだけの小泉は即退場していただきたいと思います。失政のツケを庶民に回して涼しい顔をしているのでは、北朝鮮のボンクラ独裁者金正日と何ら変わりないでしょう。