米英によるイラク攻撃が始まり、共産党にとっては大好きな反米キャンペーンの絶好の好機であり、嬉々として連日アメリカの無法を非難しているが、このまま浮かれていていいのか。アメリカの国連無視のイラク攻撃の結果これまで共産党がいっていた国連があるから安保がなくても日本を攻撃してくる国はないとか。非同盟にはいれば大丈夫などといっていたがイラクは一応非同盟加盟の国である。しかし結果は現実が示すとおりである。共産党が非難する無法なアメリカが反米で安保破棄を言う共産党が日本の政権をとるのを黙ってみていると思うのか。日本と安保条約はアメリカの世界戦略にとって必要不可欠のものであり、日本が共産党政権になればアメリカにとってフセイン政権以上の脅威かつならず者国家と写るだろう。
しかも四方を海で囲まれた日本はアメリカから見ればイラクよりはるかに攻撃しやすい。大艦隊で海上封鎖すればいい。
アメリカは自国に気に入らない政権は力で倒すことがはっきりしたのに共産党が政権をとったら「安保破棄を通告すればアメリカがおとなしく引きあげる。」とか「日米友好条約を結ぶから安全」などとこれからも同じことを言い続けるとすれば新しい国際情勢と矛盾している。
政権をとったらいったい日米安保や対米関係、国の安全保障を本気で見直さない限り政権は取れないだろう。