とどさんにお答えします。
今回の戦争について、何故イラクも批判しないのか、とお尋ねでした。それは、イラクは戦争をしようとしてないからです。戦争をしようとしたのはアメリカです。とどさんも「イラクに対する戦い」と書いてます。主語はだれですか? アメリカでしょう。イラクではありません。戦争を止めたいと思うなら戦争をしようとする方を止めなければいけないじゃありませんか。
また、日本人の反戦の人はなぜ警察とぶつかるのか、ということですが、僕はそのテレビを見ていません。1970年頃までの日本であれば、それはよくあったことなんですが、ここのところはないと思います。むしろ、新聞なんかみても、アメリカやドイツやアラブの反戦運動のほうが警察と衝突してたくさん逮捕者が出たりしてます。僕がデモで歩いたワールドピースナウのデモは、楽器とかはもってきてもいいそうですが、非暴力ピースアクションを参加条件にしています。要員の人もいて、気をつかっています。共産党が参加する集会ももちろん非暴力です。個人個人をいちいちチェックしているわけではないですから、どこかであったのかもしれませんが。ただ、反戦というのは戦争を止めることですから、本気で戦争をしようとしている人たちとはぶつからないわけにはいかないです。暴力こそふるわないにしろ、行動や意見や数やいろいろな知恵によって、その人たちの戦争したい欲望を押さえこんでいかなければならないですから。だから、本来の反戦なら誰とも「ぶつかる」必要はないというとどさんの御意見はよくわからないのですが、どうしてですか。