菅井さん こんにちは
まず、私はアメリカの戦争を支持するのではありません。それは確認させていただきます。
イラク大使館に抗議をしない疑問に対し私は次のように考えます。
まず、反戦デモには、戦争をすることにとにかく反対する人は、イラク政府に抵抗の反対も訴えるべきでしょう。
戦争は一方だけではできません。
アメリカが戦うからといわれますが抗戦も戦争では。
次に、抗戦を認める人は、女性や子供をバクダットから疎開させ戦争の被害を少なくすよう要求すべきです。また、人間の盾もそうすれば残る必要がないでしょう。
米英に女性、子供の被害を一方的にかぶせるべきではない。戦争は悪く避けるべきですが、戦争がなくならない以上、被害は最小限にすべきです。
そして、なんとなく反戦 私が思うに日本のグループにはこの人たちが多いと思い、イラクの人を本気で考えているのでしょうかと問題提起した次第です。
米英に中止を求めて中止しないという前提のもとに抗議しているるのでは。今中止してフセイン政権を中途半端にすれば降伏した南部の人は殺される可能性が高いでしょう。
中止しなければ市街戦で多くの人が死ぬでしょう。
ただ単に戦争反対を言っても意味がなく、代替案も提示すべきです。
とくに共産党およびそれに従う人は責任ある代替案を出さないと無責任なグループとみなされるだけです。非軍備で平和主義を掲げるのなら、その理想に従い、何ができるか主張すべきです。
そして、日本になにができるか。ただ、現在、国際協調、国連主義は破綻しています。
話合いというのも12年間国外からの主張に無視続けたイラクを前に説得的ではないと思います。
無抵抗主義も一つでしょう。 現在の世論や世界の情勢からして、まだ、降伏したイラク軍を米英が殺すと言うことも少ないでしょう。
先も言いましたが、女性や子供を守るためならばバクダットからの疎開をイラクが要求すれば、米英軍は従うはずです。 国際世論の反発も低くなるし、疎開中の停戦も応じるはずです。
少なくとも女性や子供を戦争に巻き込もうというイラク政府のやり方は明らかに卑怯です。米英に対するのと同様に非難に値します。
フセインの亡命の要求もまだ可能でしょう。
米英軍の大儀はフセイン政権の打倒で、フセイン政権を崩壊すれば戦局は変わるでしょう。
その後、イラク国民がフセインがよければまたフセインを呼び戻すでしょう。日本で責任を持ってフセインの保護するといえば、無駄な血も流さなくてすむでしょう。
さて、警官に対する件ですが、最初の反戦デモには警官に排除され怒鳴っているデモ参加者の姿が映っていました(最近は少ないようですが)。少なくとも、警官に無理やり運ばれて拡声器で叫んでいる姿は、多くの人の賛同は得たとはいえない映像でした。また、警備の警官に文句を言う人もいます。
高校生のデモでもいました。警官は、国際協調に従い任務を果たしただけです。相手が違います。また、デモに参加しない人を非難する人もいました。
自分の主張と違う人を排除するのはそれ自体争いを生むのでは。
反戦デモに参加する人は、戦争に無関心な人も同罪と思っていませんか。
自分の主張が通らないのは世の常でしょう。
それに対する答えとしてまだ、戦争という手段は現に存在しています。
今回のイラク戦争が話し合いで解決できるか否かの限界に近いと思います。
相手が話し合いに応じないとき、それは、イラクもアメリカも同罪ですが、いかに紛争を解決するのか議論する価値があると思います。