3・31日につくったつたない詩をまず報告します。
兵士の罪
兵士よ
汝は命ぜられしと言えども
その生業は人殺しなり
恨みつらみもない者を
その手にかけて殺めしや
兵士よ
汝を産みしふた親は
汝が育った暁に人を殺すを生業に
その両の手が血で塗られ
悪鬼になれと教えしか
兵士よ
一人殺すは罪なれど千を万をば殺めしを
これを誉れと誰がいう
己が罪の深さをば
想い至らぬも罪なりし
兵士よ
自国の民を守るとや
いにしえからを辿らずも
民草守りし兵はなし
時の支配者守りも
兵士よ
矛を投げ捨て鋤を取り
田畑に汗を流すなば
人々の笑顔は絶えなきを
汝の故郷は君を待つ
3・31 對馬忠光
イラク開戦から12日になりした。今、イラクで人殺しをしている兵士達は、命じられたからとは言え何の恨みもない、イラクの人々を連日殺し続けています。
徴兵制の国で仕方なしに兵士になった人、国のためと進んで兵士になった人もいると思います。
しかし、アメリカの一般国民の現状はどうでしょうか。
貧富の格差は益々広がり、失業者は溢れ、株で踊らされすべてを奪われた年金者、世界一の医療技術がありながら、金の切れ目が医者との切れ目、命の切れ目とは何とも情けない、これが民主国家アメリカの現状とききます。
そのアメリカのブッシュ大統領を初めとする支配階級の欲とくのため、イラク国民が殺されています。
兵士は支配者達の命令とは言え、何の正義もない戦争に従い人殺しをする。
私はけっしてこの兵士の行為を認めることは出来ない。
更に言えば、およそ正義の軍など有ったであろうか、けっしてないと私は断言します。
一日も早くこの戦争を終わらせるために、日本の労働者も闘いに立ち上がりましょう。
尚、北朝鮮がという人に一言。
原爆を持つために、日本は原料のプルトニュウムは山ほどあり、二週間で作れるとニュースキャスター田原総一郎が言っていましたが、その通りだと思います。
一方北朝鮮がこれから原子力発電を初め何時になったら原爆がつくれるか、支配階級の新聞、テレビなどマスコミに騙されないことこそ考えなければと思います。