投稿する トップページ ヘルプ
志位さんも、最近、千葉の演説で「相手の初心に訴える」ことの必要性をいっていたが、実際にはどうなのか。
この場合、対象者は、なんらかの挫折経験を前提にしているようである。実際は、初心者を相手にするより、経験者の復帰をうながすことは、何倍も困難である。なぜなら、呼びかけに理想や幻想を持たせて、説得することはできず、相手は、何らかの違和感を党に経験した人であるからである。
そういった過去の経験にさかのぼった場合、当人より党の方の対応に問題があったことの方が圧倒的に多いだろう。
ならばそういった人へ再活動を呼びかける場合、「率直に具体的に党の不備を詫び、これからもそういうことが往々にしてあるかもしれないが、過去のことは、水に流して、あらたな困難に党を変革する立場で、再度活動をしてくれないか」と呼びかけるのが普通だろう。
自分の側の不備を自覚しないでおいて、「あなたにも、立派な初心があったはず」などといったら、いわれた方は、キレますよね。