昨日(3月3日付)の「赤旗」に、「都知事選への新しい取り組みについて。党・後援会決起集会での不破議長の報告」というのが載っていました。
見出しだけを見て、全文をよんでいないので、何とも言えません。ただ、都知事選で、「革新都政をつくる会」を無視して、党の公認候補を擁立した事への言い訳を、ゴタゴタ述べているようで、見苦しいと思いました。こんな事を言うより、都知事選に勝ったら、何をやるのか、という政策の話をした方が、よっぽどましです。
そして、国政革新に、どう結び付けていくのか、という事を話した方が、まだ、気合が入るでしょう。
ところで、記事の中に「90年代の都知事選と国政選挙の得票の比較」という表が載っていました。これは、「無党派だから得票が増える、は事実に反する」の例として、あげられていますが、ちょっと待て、と言いたくなります。
比較表を載せるのなら、共産党や、党推薦の都知事候補者の得票数だけでは、不十分だし、実態を正しく反映しないと思います。
少なくとも、
①都知事選全体の投票総数と、投票率。国政選挙の投票総数と、投票率。
②他候補の得票数と、得票率。得票順位。(都知事選の場合と、国政選挙の場合における。)
③国政選挙における、共産党公認候補の得票率と、参議院選挙区と衆議院小選挙区の得票順位。共産党推薦の都知事候補の得票率と、得票順位。
これらを比較して、全体を見ていかないと、「無党派だから、得票が増える、は事実に反する」とは言えないでしょう。
それに、今まで誕生した、共産党員首長は、全員、無所属で、立候補しています。私の知る限り、共産党公認で、立候補して、市町村長に当選した例は、無いのです。
皆さんの意見は、どうでしょうか?