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ここのところ、メール更新が緩やかで、ちょこちょこ書いているのですが、お返事したことも気になっています。で、先に回答したものは、直接的でなかったような気がしてつけくわえさせてください。
イラクのフセイン氏（死者に鞭打つのは苦手ですが）や金正日に、鉄ちゃんはかなりのトラウマ？があるようで、私のような脳天気な立場とは温度差もあり、あなたからみれば、かなり、いらいらするのでしょうね。申し訳ないです。
更に私のいけないところは、その事実を検証しないまま、次に移る、差し迫った状況のほうに目を奪われてしまうというところがあります。
ただ、フセインも東條も金正日も、許せない政治、あるいは、戦争をリードしたのは過去、あるいは、つい最近までのことでした。今、今後は、それらの何千倍もの恐怖と非人道的な殺戮・虐殺をしかけられる（フセインはすでに殺されました）側にあるということです。私は、ここで、フセインの罪業は、逆転しました。
生かしておけば、罪を問うことも、更生もできるかもわかりません。あるいは、フセインに生かされていた人もいるわけですから、かれらにとってみれば、アメリカの蛮行は、未曾有の恐怖ではないでしょうか。
図らずも、鉄ちゃんがいわれていますが、ブッシュが標的にするため、あら捜しをしているときに、その材料の提供はきっぱり拒否したいーーと思ったのが本音です。悪いものは悪いと直視するのは、当然ですが（鉄ちゃんに何回もいわれているので、だんだんその気になってきています）、時と場合が大切です。その結果、米国に有利なものになったとしても、また、別な問題ーーでは、ありませんでした。
「有利」も、非道なブッシュによって、利用されつくしました。今、イラクは地獄図です。私は、今後の北朝鮮、シリア、イラン、中国・・・とこのような地獄をみたくありません。日本は、後方支援と称して、この度の殺戮戦争の８割を担いました。
私のメールは、一貫して、戦争回避、無法な米国の蛮行を侵出させないために発進しています。何よりも、一人ひとりが考え、世論を大きくするしか、戦争はとめられないのです。
最後に一点、北朝鮮金正日とは、私は、あくまで話し合わなければ解決はないとおもっています。威嚇や圧力でない、同じ人間と認めたうえでの対話しかありません。だって、救出したい相手は、生きた（あるいは死んだ）人間ですよ。金も、民衆も人間ですよ。
で、小泉がどういうつもりで金と握手したのかしりませんが、私は、日朝国交のサインをしたことで、糸口ができたとおもいました。窓が開かなければ、一歩も進まないとおもうからです。現に、今、日本が約束をやぶったことで、関係は硬直状態です。アメリカにゆだねて、武力行使、また、破壊と殺戮への道をすすむのでしょうか。今度というこんどは、日本も無傷でいられません。
みんな北朝鮮やイラクの全体主義を批判しますが、今、日本は、君が代・日の丸、憲法破壊、教育基本法改悪、そして、有事法制がもくろまれています。まさに、ファシズム体制がしかれようとしています。選挙の結果でもわかるように、国民の７，８割が、現実を知らないまま、戦争加担にくみこまれていくのです。私は、日本が民主主義の国だなんておもっていません。この件は長くなりますから、次回にしますが、みんなとは、かなりの温度差をかんじずにおれません。
さざ波通信も、いつまでもつかーーとおもっています。目に見えない圧力で、方法でーーだから、焦っているのです。