2003年県議選党派別当選者
政党--当選者-議席率
自民---1309----50%
民主----205-----8%
公明----178-----7%
自由-----25-----1%
共産----107-----4%
社民-----73-----3%
保守新----4-----0%
諸派-----46-----2%
無所属--687----26%
合計---2634
いくらなんでもこの結果はあまりにもひど過ぎると思いました。
共産党が、支持率を落とした事ではありません。
得票率と議席率との差があまりにも大きすぎる点です。
自民党に絶対多数を与えるためのセレモニ-を見ているような気分です。
野党第1党の民主党が、自民党の6分の1、非自民全体を合わせても半分程度です。
無所属の議員を加えればもっと酷い結果になります。
自民党系無所属は、302人のため実質的に1611人(61%)になります。
どう考えても、共産党が、自民党の10分の1以下の政治勢力の訳ありません。
共産党とて得票率が8%(今回8.6%)としても210議席前後は、獲得していたはずです。
あとの100近い議席は、どこへ行ってしまったのでしょうか。
みんな死票になって自民党に吸収されてしまったのです。
他の党は、この選挙結果を見て納得するのでしょうか。
自分は少なくても無理ですね。
もうこれは支持率うんぬんのレベルではありません。
定数の変更が必要です。
特に定数1の選挙区があまりにも多すぎると感じました。
複数区では、各政党が、候補者を擁立したので、かえって票が分散して、自民党が圧勝したのです。
とにかく定数をもっと増やさないと自民党以外は戦いようがありません。
適切な定数が、いくつになれば良いかは議論の余地があると思います。
衆議員の法定得票数は、6分の1以上なのでこれを参考にしてみます。
これは6分の1以上の得票がなければ、トップになっても信任が、得られていないとみなされ、当選ができないということです。
全員がこの法定得票をクリアしたと仮定すると最大6人まで当選します。
よって、ひとつの選挙区の定数6を基本として、選挙区と定数の調整をすれば良いと思います。
定数1の選挙区は6つ合併して定数6にするといった具合です。
しかし比例代表なら、こんな事考える必要すらないのに、と思ってしまいます。