今回の米英のイラク戦争は国連無視の違法な戦争だと批判され、また復興は国連中心でと言われていますが国連は単なる錦の御旗で各国や各勢力も都合のいいときだけ国連を持ち上げているだけです。フランスやロシアが今回国連中心の復興を言っているのも一皮向けばイラクにある自分たちの石油採掘権等の利権を守るためであり、イラクにアメリカ寄りの政権を作らせたくないからである。共産党も国連中心主義を叫び今回の米英の行動を国連憲章違反といっているが、それならかつて1978年にベトナムが当時のポル・ポト政権のカンボジアに侵攻しこれを倒した時共産党はベトナムを批判するどころか支持したし、ポル・ポトの恐怖政治からカンボジア国民を救ったと今回のアメリカと同じようなことを言っていた。
また先週国連の人権委員会で北朝鮮の人権無視を批判する決議案が出ましたが赤旗のHPではこのことをまったく無視している。アメリカ批判の決議案なら待ってましたとばかり掲載するのだろう。結局共産党も国連を反米キャンペーンに都合のいいときだけ利用しているだけである。