投稿する トップページ ヘルプ

一般投稿欄

国分寺市議会議員選挙についてーー知人からの熱いメッセージ

2003/4/22 長壁 満子、40代、金融

 先の都議選もそうであったが、家にいて、通常の生活をしている限りにおいて、えっ! 選挙中? という感じだ。都知事選挙も、石原宣伝カーが一回、若林氏のが一回、近辺を通ったのみ。樋口氏はここ葛飾はこなかった。
 共産党のしんぶんをみれば、チラシをみれば、それなりに選挙中なのだが、なぜかなぜか、しんぶん紙上だけ、関心のあるひとのみのオマツリ・・というかんじなのだ。
 当日は、NHKの当落番組、翌日は新聞活字でーー確認しておわり。
 これじゃあ、市政に、都政に民衆のこえが、届くわけはない。関心をもとうにも、立候補者の人となりの片鱗さえも、うかがいしれず、政党のかお、反政党として無所属のかお、いずれも、人間が、こころが、個性が感じられず、結果、思考を停止した民衆は、訳ののわからぬ実行力に期待するか、どうでもいいから、目立つキャラにいれるといった茶番がくりかえされる。
 みんなで、よってたかって、選挙をつまらなくし、政治と生活を分離させることによって、悪事を企む、政権与党(民主党もこのたびの有事法は賛成)に隠れ蓑を提供している。つまり、戦争加担である。戦争反対が7割というのは、まやかしなのである。本当に、戦争がいやなら、戦争にむけての悪法を勉強するであろうし、7割が、反自公民にいれるはずである。いかに、反対の中身がいい加減かの証左である。
 しかも、ずっと以前から、この党の謀略とプロパガンダは有名だが、愛も変わらず、であるそうな。政権入りしたくて、なんでもござれの政党だが、とうとう、人殺しまで良しとするようになった。今もあちこちで、暴力騒ぎ、反共攻撃と、多忙のようである。そのせいか、最近は、この政党のチラシが一枚もはいらなくなった。
 どこかでは、桁違いの謀略ビラをごそっとまいているのだろうか。共産党は、全国から、その証拠物件を、かき集め、厳しく、検証・糾弾することだ。警察はたよりにならないのだから、公に展示するくらいしたらどうか。一度、赤旗祭りで過去の一覧表を展示してはどうか。徹底的に、虫干しして、天下に堂々と、しらしめる。一度、緒方氏にいったのですが・・・・
 ともかく、共産党と対自公民・知事はイジメの構図である。戦前からの赤狩りは延々とつづいているし、マスコミも同じ穴の狢。共産党を、けっしてよくはいわない。以前に比べれば、少しはましのなったとはいえるけれど。
 だから、共産党は、自らの身分を自覚して、しっかりと、いじめられっこの側にたてばいいのである。徹底することによって、どれだけの強い支持者があつまるか。

 話はかわって、タイトルへ・・・
 国分寺市の市議会選挙についてです。非常に印象深いメールがとどいたので、投稿するのです。共産党なら、どんなに、熱をいれてあげられることか・・・
 立候補者の高野ふみお氏は、海外留学支援を通じて、戦争や貧困など、世の中のあらゆる矛盾のげんいんの一つが「差別」にあることに気づき・・「国際交流を通じて、国分寺市政を変える」という信念のもとに立候補。おかしいことはおかしいと、声をあげ、権力に抗する人ーーと紹介されていました。
 26日は、チマ・チョゴリなど民族衣装キャンペーンを駅近辺でやりながら、「平和への願い」をこめ、みんなにかんがえてもらうーーという。
 私は、以前から、共産党には、どうして、在日の方はいないのかと、不思議でした。過去、ともに、連帯して、反戦側だったということもきいていましたし、それこそ、弱者・マイノリティの同じ立場から、権力に真っ向から対峙する党こそが理想なのではないのでしょうか。
 そして、今の戦争、まさに、差別資本のグローバリズム化のような暴虐に対抗するには、真の国際化の構築が急務ではないでしょうか。
 先の選挙でもまた、今回の選挙でも、実際に権力を、政治を司る人間をえらぶとき、やってほしくない政治をする人をいれないことーーが、一番ではないでしょうか。実行力というのなら、なにを実行するのかをみきわめること。実効の陰で、何が犠牲になっているかみとおすこと。
 そして、一見、票には直接結びつかないと思える、大切なことを、一生懸命闘っている高野さんのような人間性を選択することもまた、おおきな意味の「反戦」ではないかとおもいます。
 反共としてではなくて、こうした個々のキャラクターに立脚した視点なり、主張を、共産党の候補者は、うったえるべきなのではないか・・とおもったわけです。