「統一地方選挙」ということで日本全国の半数以上の自治体で選挙が行なわれている中で、最も激しく挑戦的にHPを選挙活用しているのが、大阪府門真(かどま)市議の戸田ひさよしのHPです。(詳しくは戸田HP http://www.ne.jp/asahi/hige-toda/kadoma/ を見て下さい)
共産党の人達にぜひこの事実と以下の私の分析を参考にしてもらいたく思い、投稿しました。
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総務省・選管のHP規制を真っ向からブチ破る実戦が、統一地方選挙の最中に「アクセス数断然日本一の市議HP」で行なわれる意義は大きなものがあります。
「選挙運動へのHP解禁」をお上がしてくれるのを受動的に待つのではなく、先制的攻勢的にHPの自由な活用を実戦して前例を作っていく闘いを、電脳突破党・電脳キツネ目組の宮崎学が初めて国政選挙で切り開き、志賀町議の砂川クンが後に続き、門真市議の戸田がダメ押しをしたというわけです。(3月段階で「戸田の圧勝再選」という言葉が扉ページにあるのは公選法に違反する、とクレームを付けてきた門真市選管は、はるかに過激にステップアップさせたのに、今のところ何も言ってきていません。もちろん何か言ってきても戸田は断固闘っていきます。)
現実の選挙戦では選管・警察による規制や弾圧の危険性を引き受けてのHP活用の実戦は、準備も含めた通常の選挙活動自体で誰しも手一杯の中では容易なことではありません。
候補者と陣営の強固な実戦意志があるだけでなく、十分な意志疎通をもってHP作業を適切にこなしていける力量を持ったサポーターも不可欠ですし、それを周辺で支える(良き観客という面でも)声援者も必要です。
志のある全国のみなさんが、それぞれこのような候補者・陣営・HP作業者・声援者のいずれかに参与されていくことが、この国の民衆的社会運動を前進させていきます。
十分な人材力量を持っているはずの共産党を含めた全ての政党・諸政治勢力のみならず、先駆的意識を持っているはずの「市民派」までもが、そのほとんどが「HP自粛」をしてしまっている現実を放置するならば、お上による「HP解禁」が不当規制の法文化とそれへのほとんど全政治勢力の追随という結果につながってしまうでしょう。