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なにか変革を

2003/4/7 おくびょうもん、60代、ペンショニヤ(年金者)

 イラクにもアメリカにも、何か変革が起こって欲しいものだ。例えば、バクダット市街戦でフセイン政府とブッシュ政府が互角に戦い、戦いが長引き、アメリカでは、ブッシュ退陣の反戦運動が起きる、他方イラクでもフセイン打倒のクデタが起こり、ここに、イラク新政府と、アメリカ政府(ブッシュでもいい)との講和がなる。これは夢か?さにあらず、と、スタリングラードの戦いを例に引きながら、米英共同体軍の敗北を予測する人たちもなお居るのである。
 フセイン政権は、偽社会主義政権である。偽とは、政治はフセイン家の独裁で、其の半面で生活面では福祉主義である、ことを言う。こんな国では、”人はパンのみによって生きるにあらず”と唱える人は弾圧され、政治改革は進まず、福祉主義といっても「北」のように一部の特権階層が恵まれる福祉になるのであろう。もっとも、このような変則的国家が生まれるのは、いわゆる西側がこれらの国を経済封鎖(他律的鎖国)しているからである。このことを見過ごしてはならない。
 ブッシュ政権もでっち上げ政権であり、一部の特権階層と特権財界を代表するもので、連中の民主主義は、この独裁を隠す隠れ蓑である。この点は、わが日本でも永く自民党独裁が続いており、これを包んでいるのがやはり民主主義という名の政治体制である。
 今回のイラク侵略では、多くの人が殺される。推理小説の目で見れば、犯人は、事件を起こすことで、一番得をすれやつである。すなわち、アメリカの兵器産業と石油産業であり、ラムとブッシュである。それとイスラエルの建国主義者。泣くのは、イラクに人民とパレスチナ人、それにいやいや狩り出されている米英兵。
 このようにどちらも悪だが、相対的に言えば、より悪はブッシュ政権だ。このまま、連中のやりたい放題を許すならば、アメリカでの変革は望めない。イラク人民の反撃とクデタを期待せざるを得ない。がんばれ!