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とどさんを含む反イラク派ないしは親ブッシュ・コイズミ派の方々へ

2003/4/7 長壁 満子、40代、金融

 4月6日の「追加 訂正 それから東さんへ」の文章を読んだ上で、4月4日の「皆様へ反論」に対して言及します。
 ここでは、分かりやすく、とどさんと私の考え方を対比するため、あなたの文章にそって検証します。

 長壁さんに対して(あえて極論を言いますが)ーー

 とどさんに対して(あえて愚直に端的にいいますが)

 はい、抗戦は戦争というより、抵抗です。自衛のための反撃です。広辞苑にもかいてあります。

 私は反戦・反侵略です。いかなる侵略戦争も認めません。

 すべての戦争は自衛という名のもとに、プロパガンダではじまります(満州事変の発端となった柳条溝事件はご存知ないですか)。
 イラクが抗戦しなければ、米英側の兵隊の犠牲はゼロで終結します。
 女性、子供の犠牲は米英側の裁量の範囲内で、ひそやかに殺されるでしょう。イラク側の兵は、抵抗しようがしまいが、おおかた殺されるでしょう。遺していては、占領するのに都合が悪いです。
 この場合、女性・子供の心、尊厳もかんがえてくださいね。彼女等はにんげんですよ。
 死ぬのは米英の兵だけで、充分です。いえ、ほんとうは、侵略を主導したブッシュ、チェイニー、ブレア、コイズミ等が死ぬべきです。
 市外戦は市民を巻き込むことを前提にしています。これを主導しているのは米英です。このような、米英をあなたは、どうしてかばうのですか。イラクは攻められる側です。
 見方を変えればアメリカの圧力(威嚇)がなければ、国連決議違反の軍備を廃棄しませんでしたから、市外戦に持ち込むことを避けられたかもわかりません。あるいは、アメリカの威嚇になって、侵略をさけられたかもわかりません。すくなくとも、イラクがわが、アメリカと同じ程度の残虐兵力を有していたなら、英米の侵略はなかったでしょう。

 少なくとも、国連決議に違反していたのは国連もみとめています。

 だから、屈辱的な査察に応じていたのです。その結果、開戦前も、開戦後も大量破壊兵器は、いまだかつて、見つかっていません。むしろ、国連違反の米英の大量破壊・残虐兵器のキャンペーンがくりひろげられています。劣化ウラン弾の悲劇はアメリカの兵士にも犠牲をしいているのは、当然です。クラスター爆弾もそうですが、地雷も放射能も、無差別・拡散です。
 アメリカの戦争は、先のアフガンでもそうでしたが、大量破壊兵器・大量核の拡散・人体実験そのものです。
 それから、イラクが占領された場合、イラク国民がフセイン政権に対する反対、アメリカ万歳などいうわけがありません。あなたは、すっかり、侵略側の術中におちています。クルド人や一部のイラク人て、だれですか。イラク人であろうが、そのときの状況や保身で、利権をとる人間はいるものです。クルド人や一部のイラク人は、フセインが死に、国土が死の灰にうもれても、影響がおよばないか、アメリカの飴玉がしゃぶれる立場にいるのでしょう。
 今のデモはイラク政権にとって、なんの力にもなりませんが(現に、劣化ウランを浴びせられ、何万人も殺されている)、今後に続く世界殺戮戦争を考えるきっかけにはなる、いえ、そこにつなげなければならないと思います。そうでなければ、イラクの人々の死がうかばれません。
 そうした意味で、私も萎える心をこうして、ふるいたたせているのです。
 ところで、とどさんは、私の他のメールをよんでいただけないのでしょうか。是非、読んでいただきたいとおもいます。「一般」、「党員」、「イラク戦争」と、それぞれ、主張しています。