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違うんですよ 鉄っちゃん様ーープロパガンダにのらないでね

2003/4/8 長壁 満子、40代、金融

 独裁政権、超右翼の石原が政権をとり、生意気にも彼が、アメリカに楯突き、NO !をいい(現実はほとんどありえないです。彼は、超臆病者で、若林氏との公の場での対決さえ逃げ回っているのですから)、アメリカがこの石原の首を狙い、日本列島に、大量破壊兵器・劣化ウラン弾ぶちこみはじめたら、「衝撃と恐怖」作戦で、地雷で日本列島を揺さぶり始めたら・・・・私の子供を差し出して、支援?
 とんでもありません。私は、石原もアメリカもいっさい支援しません。アメリカの残虐兵器の脅威を知っている私は、武器では、とうてい勝てないとおもいますから、このような事態になることを、死に物狂いで阻止します。
 といっても、あなたの思いつきがまったく、絵空事ではないから、こわいですね。
 日本では、コイズミとイシハラが今、日本と首都の政権をにぎっています。そして、日本は、今ただいま、戦争加担の真っ最中ですね。イラクがアメリカと対等な兵力をもっていたら、まず、日本に反撃してくるでしょう。
 ところで、あなたは、コイズミ政権を支持してはいませんよね。ですが、非支持者のわたしたちは、税金をはらい、戦費調達に強力しているのですよ。日本人は、すべて、今回のイラク攻撃の、また、アフガン攻撃の立派な支援者なのです。実質的に、強制加担に甘んじているのです。
 だからこそ、今の戦争の惨状を他人事としてみていられないのではないでしょうか。温度差はあるものの、多くの人が戦争NO! の声をあげているのですよね。
 来る都知事選は、だからこそ、反イシハラで結束したいと思うのですよね。このままだと、戦争の太いレールにのっかてしまった今、事態は急ピッチで進行していきます。
 仮に、仮りにですよ。まだ見えていないイシハラの強圧政治が、生活の隅々、あらゆる階層にまで浸透し、耐えられなくなったとき、あるいは、日本は大量破壊兵器と核査察に応じないとイチャモンをつけ、アメリカさんが、「日本人を開放するぞ」「弾圧者イシハラ政権を打倒」といって、武力行使してきたら、どうしましょうか。
 日本人のなかには、もしかしたら、昔のように、鬼畜米英といって、頑張る人もいるのでしょうか。劣化ウラン弾をあびせられ、爆撃でこどもを殺され、ようやく生き延びたひとたちは、侵攻してきた米兵に、最後の命乞いをして媚びるのでしょうか。在米20年のイラク人が、朝の日本テレビにでていました。「こうなったのは、フセインのせい、アメリカも悪いけど、フセインに責任がある」侵略側のテレビでのインタビューに応えるこの男は、日本テレビから、いくらのギャラをもらったのでしょうか。
 さて、一例をあげましょうか。
 フセインは、このたび、イラクの民衆に自衛のための武器をあたえたそうですね。もし、フセイン体制が心底にくかったなら、米英という味方を後ろ盾に、その武器をフセインにむ向けるでしょう。かつて、アフガン攻撃の際、あれほどの爆撃と破壊の攻撃に面しても、ビンラディンの首にかかった30億ドルという懸賞金にめもくれないアフガニスタンのひとびとでした。
 私なら、とても、真似ができない行為です。
 ともあれ、イラクのフセイン政権をどうしても、悪者にしたい人もいるでしょうが、強力な米軍の甘言にものらず、殺された家族を前にして、脳天気な日本のジャーナリストを前にして、怒りのこぶしをぶるぶるふるわせたイラク人の沈黙を、私たち日本人は、おもい知るべきです。
 日本は、コイズミ政権をささえ、支持し、イラクの侵略戦争・殺戮に加担しているのです。
 そして、今後さらなる、殺戮戦争に向かう心積もりのコイズミとイシハラ、自民党・公明党・民主党(有事法を画策)政権を、おおかたが、支えようとしているのです。
 知らない振りをして、イラクのこどもたちに同情しながら・・・です。
 期待していた反政府的な動きがみられなかった、イラク人について、某アジア研究家女史はいいました。「こうなった暁にはフセインではなく、祖国をまもるんですよね。」と・・・国土を家族をインフラをメチャメチャにされたイラク人の行動を、そのように、他人事のように、論評しないでくださいませんか。これで、あなたにかみつくのは、三度目です。「大統領が補足されない限り、いくら米国支配を強調しても国民の気持ちは単純には切り替わらない」ですってーーふざけるな(ブッシュがフセインのいかなる亡命もみとめず、殺害のみを強調しているのを知ってのセリフですか)。 あなたは、こうもいいました。
 アルジャジーラの真実の報道に、「民主的な部分が遅れている人たちが、こうした自由な映像(残虐な)をみるのは問題がある・・」というようなことを、ぬけぬけと・・・私の批判はあなたに届かなかったようで、そのおかげで、あちこちのメディアにモテモテです。
 日本のメディアは、いつになったら、まともになるでしょうか。