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今回は一部改訂でなく改定?

2003/5/26 共産党ファン、20代

 今回の六中総で綱領改定案を来月の七中総で発表すると決定したが、赤旗でも、ブルジュアマスコミでも綱領の改定と報道されている。これが本当なら重大な事じゃないか。弟20回大会で綱領を一部改定した時の不破氏の報告では「全章にわたる改定なのに、なぜ一部改定なのか」という質問に

「党の綱領を全面的に改定するということは、たとえば、綱領の規定した当面の必要な任務が達成されて、運動がつぎの段階を迎えたときにおこなわれるものです。ロシアの党が一九一七年の革命の後で綱領の改定にとりくんだのは、その典型的な例であります。また、ある場合には、それまでの綱領路線が間違っているとして路線転換をするとき、これは社会党などがよくやることですが(笑い)、そういうときにも全面改定がおこなわれるものです。わが党の今回の改定は、任務が終わったという前者の改定でもありませんし、後者の路線転換のためでもありません。文章的にはたしかに全体にわたっていますが、三十数年の歴史の試練にてらして、綱領の基本路線の性格さを確認したうえで、その内容を現代的に充実発展させたいというのが、基本的な性格ですから、これを正確に「一部改定」とよんでいるわけであります。(拍手)」

 この発言でも明らかなように、六十一年綱領の正確さを確認したうえでの改定だから「一部改定」と呼ぶと言うことだった。しかし今回は一部改定ではなく、報道されているように綱領の改定なら、不破氏の言葉では六十一年綱領が間違っているとして、社会党などがよくやる路線が間違っているとして路線転換をすることと同じ事をやる事になる。これは重大だ。今回の改定が報道どおり事実上六十一年綱領を否定する綱領の改定なのか? それとも綱領路線の正確さを確認した綱領の一部改定なのか? 弟20回大会での不破氏の報告から相当な違いがある。これを注視していかなくてはいけない。