投稿する トップページ ヘルプ
「坊主憎けりゃ袈裟まで」を許すのかのメールおおいに、納得です。私自身は、その昨年秋の「共産党わいせつ事件」に関連したメール内容を見ていませんが（探したのですが、3月以前のものは、見ることができませんね）、おそらく、共産党を、女性を、人権を侵害し、なめきったものであったのであろうと思います。
私は、以前ここ葛飾の地でも、選挙前に共産党幹部のわいせつ事件にからんで、公明党らの誹謗・中傷ビラがまかれたことがありました。また、池田小事件では、犯人の父親がもと党員（登録はなかったようですが）とかで、共産党の体質と歪曲した誹謗・中傷記事が文春に載り、狂気と共産党をおどろおどろしく、結びつけていました。
私は、共産党中央に忠告のＦＡＸを送り、文春に怒りの電話をしました。そのとき、不思議におもったのですが、共産党・党員の反応でした。選挙結果の前後に集まったときも、この件の話題を出して総括ないしは、今後の対策を検討するということにならなかったのです。避けるだけ、あるいは、身内の恥（？）をいうなという雰囲気です。
今の反共攻撃に対しても、何度も何度も、くりかえされるということの背景には、被害側の毅然とした対応能力にも問題があるとかんがえてしまうのです。もちろん、敵は、権力と金が桁違いにあり、一概に言えない部分もあろうかとおもえますがmakkieさんも、実際、今日まで指摘(公には？）してこなかったわけで、他の人も、おもうことはあっても、やりすごしてしまうことで、甘んじる人が大半なのではないでしょうか。
私は、今現在、なされている、イラク人殺戮にしても、有事法にしても、人々の意識と乖離する理由は、こうした人権とか、人間としての怒り・誇りといったものが、なおざりにされているからであろうとおもっています。自らの尊厳を認識できない人間が、他者の尊厳を理解できません。
日本人の多くが、呆れるほど、自己のアイデンティティーが無視されることに、なんの痛痒も感じていないのです。
ですが、私が一番恐れるのは、そうした非人間的な面が内向することです。共産党を貶めよう、他人を誹謗しようとする勢力が見えないまま、ウイルスのように、社会の隅々にはびこっていくことです。
ですから、ここ、さざ波上で、そうした誹謗中傷の類の範疇の原稿が全く排除され、道理に基づいたマネーロンダリングされたものばかりになったとしたら、逆にこわいです。
それこそ、「共産党新聞」になりきってしまいます。また、それを判断するのは、さざ波編集部の権限です(独裁という言葉は使いません誤解する人がいるようですから）。やはり、私は、常軌を脱したと思えるもので無い限り、自由に投稿してもらい、良貨が悪貨を駆逐するように、お互い、批判しあいながら、建設的な意見が席捲していくことになるのを希望します。
ちなみに、5月4日付共産党は何故だめか？ の原稿内容にでてくる「軍事費削って福祉へ」のスローガンを本人は、否定的にみていますが、全くの揶揄の類であるとは、よみませんでした。なぜって、今の傾向として、正しいことをいくらいってたって、現実は軍事国家の日本であり、立派な戦争国家であるのです。この流れの根源を指摘しないで、つまり、日本とアメリカの関係性といった本質を共産支持者あるいは、有権者にに説得できないのでは、たんなるスローガンにおわってしまうのです。今回も、石原票の何割かは、共産支持層ですよ。言葉足らずとおもいますが、そうした意味があるのかなと受け取りました。あるいは、世論に流されている人なのかと。少なくとも、悪意は、かんじませんでした。
こうした内容に対して、説得力を駆使して、反論することこそが、共産党員として、また、反戦主義者としての義務だとおもいます。今回、イラク論争でも、双方に真摯な論争があって、思い思いにその意思を交換できたとおもいますが、途中下車でもいいですし、一旦諦めてまた復活もいいですし、要は、対話できるということこそが、大切だとおもいます。
そこで、編集部に提案ですが、イラク戦争特集欄はまだまだ、イラク占領のすさまじい米英のプロパガンダが実態ですから、存続していただきたいですが、イラク戦争という限定よりは、北朝鮮とか、パレスチナ問題を包含した、紛争あるいは、アメリカの帝国主義問題をより意識したタイトルに時期をみてかえてみたら・・どうでしょうか。
また、その他、党員用討論と一般とにわかれていますが、このわけ方も、意味があるのかなと・・私自身は、どちらでも投稿できるのですが、党員及び党関係者に読んでもらいたいとおもうのを、党員用に、それ以外は一般にと、読者を意識してわけています。
むしろ、党に意見がある場合、他の政党的な問題も含めて語る欄にした方がと、いいのでは・・現在、一般欄の方が活発ですし。
ともあれ、一週間に一度、一ヶ月に一度見る人も含めて、最近は、一日、平均650以上のアクセスがあるということは、実際、何千人のかたの目に触れているのでしょう。それを、かんがえると、投稿者の数があまりにすくないです。触発される内容・事件・世界情勢など、発言の材料はいっぱいあるのにです。これだけでも、日本人の意識がそうとう、受身になっているということではないでしょうか。
それでも、maikkieさんの胸中は痛いほど、今回の投稿からつたわってきましたよ。どうか、これからもよろしくお願いします。また、高弘さんに指摘されましたが、やはり、意見をいうときは、相手のどの原稿に対してなのか、指摘した方が、いいとおもいました。読者も、そのほうが、わかりやすいですし。
ともかく、声をあげましょう。今、本当に、危険な恐ろしい時代に直面しています。有事法成立に向けて、最後の最後まで、抗いましょう。