杉浦さんの投稿文(2002年5月3日と12月22日)を拝見しました。
日本の政治は、システム的には、成熟した段階にあると思います。
ただそれを運用する人間の方が、未成熟なのです。
ハ-ド面は、充実しているのに、ソフト面が不足しているような状態でしょう。
政治に求められる物は、公正さ、平等さ、道徳etcでしょう。
選挙制度ですが、小選挙区を廃止して、比例代表制への移行しかないです。
これを行うだけで、自民党は、過半数を越える議席を獲得できなくなるので、現在の政治の最大の問題点である、自民党の一党支配に引導を渡せるでしょう。
どのようにして選挙区で当選させるかという議論は、あまり意味がありません。
選挙区で、どのように戦っても、自民党には敵わないからです。
自民党だけに都合の良い選挙区選出制度は、廃止するのが、正しいのです。
選挙民との癒着も無くなります。
政党の得票率と議席率が一致していれば、誰も文句を言う人間は、居なくなります。
現在の選挙制度でも、野党が候補者を一本化すれば、多分勝てます。
野党がバラバラなら永遠に勝てません。
単純な理屈ですね。後は、もうやる気の問題だけですね。
戦後55年以上野党は、自民党に勝つつもりがなかっただけです。
野党は、勝つことより、党の主張を優先して全てを失ってきました。
杉浦さんの不満は、多分、自民党政治が原因なので、自民党を政権から放逐した時点で問題解決です。
逆に言えば、自民党が政権に居る限り、諸問題は、ほとんど解決しません。
議員には、定年制(70歳位)を設けるのが、良いと思います。
上が詰まっていたら、若い人が、出て来れません。
多選は、賛否両論あると思いますが、特定の人間の寡占を防ぐ意味から制限を設けても良いでしょう。
男女の比率は、あまり考えなくても良いでしょう。
平等の精神から考えると、性別を論ずるのは、不適当ではないかと考えます。
議員にとって重要なのは、やはり政治関連の能力でしょう。
性別は特に問いません。
自分が、一番問題としているのは現在の低投票率です。
これを解決するための妙案があります。
投票に来なかった人間の名を公表するという事です。
累積の棄権回数ごとに発表するのが良いと思います。
特に罰則規定を設ける事は、しないのですが、回りからどんな目で見られるか、本人には、良く考えてもらうと良いでしょう。