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一般投稿欄

「坊主憎けりゃ袈裟まで」を許すのか?

2003/5/8 makkie、30代、塾教員

 久しぶりです。
 4月に入って閲覧を再開した次第。
 半年ほど閲覧をやめていたのは、昨年秋に新潟県で共産党員がわいせつ事件を起こしたのに関連し、この投稿欄にて、聖人君主然とした党員が多い中で共産党員も人であったか云々という主旨の投稿がありました。
 このような投稿は、もっとも日本共産党を中傷する投稿であるにもかかわらず、管理者が投稿を削除することもなく、また、他の投稿者がこの投稿を批判することもない状況に大いに憤慨し幻滅したからです。
 先の投稿者の主旨が、本心からではなく、大いなる皮肉であったにせよ、やはり、ML上で公開される効果と影響を見損なっている内容であることに違いはないと思われます(さざ波の品位にかかわると、少なくとも私は思っています)。
 いいですか、共産党員にかぎらず、全ての人間は、強制わいせつ(あるいは公然わいせつ)な事件を起こすことは、許されてはならないのです。それは端的に性差別であり、対象が未成年者なら子どもへの人権侵害であり、対象が他民族・他人種なら民族・人種差別にも通じる事柄です。そのような人物が社会的に制裁を受けることは当然の事です。
 日本共産党が、そして党中央とそれに盲従する党員が、いかに嘆かわしい存在だからといって、何を言ってもいいことにはならない。共産党を批判するのに、このような犯罪者の精神を、ふつうの人間ならもっている俗情のように語るのは間違いです。語るにおちるとはこのことです。

 みなさん、もういい加減、「さざ波」からこのような無責任で低劣な投稿をなくしていきませんか? きちんと批判しませんか?
 4月に入ってからも、無責任で低劣な投稿は後を絶たないようです。
 なぜ、「軍事費を削って福祉へ」というスローガンが間違いなのか???一言の説明もないまま、ある投稿者は、その非現実性を冷笑します。
 共産党のこのスローガンほど、日本の国家予算の使われ方を批判し、あるべき予算の姿を明示する批評性をともなったスローガンはないのではありませんか。予算のシェアリングがいっこうに変化しない現実こそ批判されるべきなのであって、このスローガンにケチをつけられるいわれはないでしょう。これは私の思い入れだけではなく、論証可能です(今回は省略します)。
 はっきり言います。このような投稿はそもそも掲載されるべきではない。これは共産党への中傷ではあっても、傾聴すべき批判でもなければ、党の腐敗や欺瞞をつく告発でもありません。また、新たに左翼や野党の結集を促す提案というわけでもありません。共産党が嫌いなら嫌いでよいし、批判すべき点も多いのは確かだが、せめて道理のある投稿だけを採用するように願いたいものです。このMLの約款では、共産党への中傷は掲載不可のはずです。
 管理者は、このような投稿まで掲載することが寛容であったり、幅広い意見の結集に見合うとお考えなのでしょうか。意に反して、言論をますますみじめなものに、共産党への中傷を宿したもの(直截な中傷ではないにせよ)が投稿欄を席巻する事態になりかねないと、私は強く危惧するものです。