犯罪取り調べなど私達に必要だろうか?密室で行われる取り調べの自白は何の証拠足り得ない。公開された裁判で弁護人・傍聴者・被害者や自分の家族・皆の前で供述したものでなければ、何の証拠にもならぬ。一度取り調べをすれば、権力は容疑者の人生の生殺与奪権を持つのだ。取り調べが被害者家族も自分の家族もマスコミも弁護人も入らぬ非公開の密室で行われ続ける。これほど恐ろしい事があるだろうか? これほど一人の人間への絶大な権力行使はない。無実の人間を殺せるんだ。容疑者には誰もがなる可能性があるのだ。裁判自体が長い長い取り調べなのですよ。密室で取り調べをしてどうする? マスコミは警察発表を鵜呑みにするので、今のままでは一度容疑者になれば、自分以外誰も助けてはくれない。誰もが関わる事なのに、一体何故これまで問題にならなかったのか?密室での取り調べを止めさせぬ限り、当局の意向だけで民主主義はいつでも潰す事ができるのだ。取調室は現在すでに反対派なき独裁体制なのだから。