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だから共産党はだめ!かもしれない

2003/5/10 にわとり頭、40代、自由業

 先日共産党がだめな理由をまとめて書いたにわとり頭です。(三歩歩いても忘れませんでした)
 どうやら私の問題提起について論証抜きの言いがかりだから掲載する価値がないとの意見が共産党員(?)の方から出されたようです。
 私はこの方の発想にこそ共産党がだめな理由が典型的に表れていると思いますのでその点についてまとめてみたいと思います。
1.まず「軍事費を削って福祉に」というスローガンが正しいことが論証可能だと仰っておられますがそれは大いに結構なことです。
 大いに論証されるがいいでしょう。では何故そのスローガンを掲げ続ける共産党は国民から支持を集めることが出来ないのでしょう?
 それも相当な長期間においてです。論証と同時にそのこともお考えになってはいかがでしょうか。
 普通ある主張が受け入れられない場合その原因を考えると三つのことが考えれます。①その主張そのものが誤りである。②その主張は正しいが説明の仕方が誤まっている、または仕方が弱い。③その主張は正しいが誰かがその正しさを表明することを妨げている。(正確には「正しいと思われるが」です)でしょう。
 現在共産党が自らが国民から支持を集められなかった場合主に述べている理由は②と③でしょう。場合、場合によって②と③の比重が変わるだけでしょう。決して①が省みられることはないのです。
 しかし人は一般的には自らの主張が受け入れれない場合は①を主要に考えるのではないでしょうか。もちろん人はそれなりに考え抜いたことを述べるわけですから全面的に誤まっているとは思わないでしょう。しかし時代の趨勢と合わないのではないかとか、いきなりこの主張は無理だなとかいろいろに考えるわけですが、やはり①の可能性を考えなければ根本的にその誤りから抜け出せないわけです。②と③だけでは永久に問題が解決することはないでしょう。私の問題提起を批判された方はこの点をどうお考えなのでしょうか? 私にはあらかじめ①が排除されていると思うのですが。もちろん①が許容されるためには組織のあり方そのものが問い直されなければならないのでその点も述べたはずです。つまり今の共産党の発想の中には①は存在しないししさせないようにしている、それが組織として真っ当なあり方とは私は思いません。つまりあなたの頭の中の問題なのです。
2.あなたは私の投稿がさざ波の規定に反する恐れがあるからそのような投稿は載せるべきではないと管理人の方に訴えておられます。しかし私の投稿は規定違反でないと認めらたから掲載されたのです。私はそのようなことを真剣に訴えて折られるあなたの発想が恐ろしいのです。自分達の権限が及ばないところにまで自らの尺度を押し付けそれで裁断しようとするその発想がです。私には極めて共産党的発想に思われます。あなたは共産党にも大いに問題があることは認めておられるようですがそれならばそのことを書けばよろしいでしょう。ここはそういうための発言の場なのですから。まずそれをおやりになってから私を批判すればよろしいでしょう。それこそが建設的な論争というものです。こういうことがわからなければ一般社会で様々な考え方と共存してそこで支持を受けて行くことは難しいのではないか、それが私の言いたいことです。
 世の中では真の友人こそ言いにくいことを言ってくれるありがたい存在だと受け止められています。共産党はそういう「ありがたい」友人を自ら失っている。私にはそう思えます。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」なんて言葉で人間の関係を断ち切ることは簡単なことです。厳しいことを言われることは辛いかもしれないでも耳を傾けてみたらそこにはきっと有意義なことがありそこから何かが生まれるそれが人間の本来のありかただと私は固く信じております。