『ベトナム戦争について事実誤認があるようです。』
「アメリカの侵略戦争がベトナム民間人の犠牲を発生させた」とありますが、戦争をすれば民間人にも被害は当然出ます。
今回問題にしているのは、軍服を着ていない人間が、戦闘に参加するのは、ル-ル違反だろ、と言う事です。
南ベトナム軍の方は、はっきりと戦闘員と分かる格好をしているのに、北ベトナム軍が、民間人と変わらない格好をしていれば、当然敵を判別しやすい北軍に有利に成ります。
戦場で敵なのか民間人なのか判別していたら、敵が戦闘員の場合は、撃たれてしまいます。
世論に配慮しなければならない民主国家のアメリカは、世論をほとんど無視できる共産主義陣営より、足枷が多いのです。
アメリカだけを一方的に批難するのは、公平では無いでしょう。
兵力で劣る北軍が、ゲリラ戦を行うのは、分かります。
しかし、民間人を盾にする戦い方(民間人に紛れ込む)は、卑怯でしょう。
現在パレスチナで、ハマスなどのテロ組織も同じ事をやっています。
民間人の格好をして、敵の非戦闘員(イスラエルの民間人)を殺害し、自分達は、パレスチナの一般市民を盾にする訳です。
やっている事は、もう滅茶苦茶です。
テロによってイスラエル軍に報復されるのは、民間人なのです。
民間人を戦闘に巻き込むやり方は、卑怯です。
やるのなら、テロ組織の本部は人里離れた所に設置し、軍服を着て、敵の戦闘員のみを対象にするべき、という事です。
自分達が弱者だからと言って、何をしても許されると言う事では無いはずです。
正々堂々戦うべきだと言う事です。
それができないのなら、戦うべきでは無いでしょう。
ベトナムが共産化されれば、ソ連の影響下に入り独裁体制になってしまいます。
一党独裁体制下では、もう民主化は無理です。
だからアメリカは、介入したのです。
共産主義の拡大を防ぐ目的からです。
侵略するためでは無いはずです。
過激さんも、それは分かっていたはずです。
アメリカの支配下に入れば、民主主義へ移行する可能性が、有ります。
ソ連の支配下に入れば、民主主義へ移行する可能性は、ほとんどゼロです。
当時の南ベトナム政府は、独裁体制で国民の人権などお構いなしでした。
だから、ベトナム人は、アメリカに反発したのです。
しかしアメリカを駆逐してもソ連の影響下に入るだけの話です。
どっちにしても、短い目で見れば、独裁なのです。
しかし長い目で見れば、アメリカ陣営の方が、生活は良くなります。
自分は、長期の独裁は認めないので、南軍の方に加担すると思います。