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筆坂さん、
私はあなたの肉声を聞くまで、
党官僚がいう「筆坂セクハラ問題」など
耳を貸すつもりはない。
第一、党は何一つ真相を明らかにしていない。
筆坂さん、
あなたは多くの国民の期待を受けた「選良」だ。
あなたを選んだ、名もなき国民に対し
あなたは自分の口で、話す義務がある。
筆坂さん、
党は、何の証拠も示さずに
「党の６月５日調査」などという
ベールに包まれた手続きの結果
あなたを「セクハラ議員」と断じ、
あなたの全てを奪った。
筆坂さん、
私が信じるのは、
あなたの肉声だけだ。
国会議員らしく、
正々堂々と国民の前で語ってほしい。
筆坂さん、
あなたはそれができる人だ。
村上正邦ら腐敗政治家を
あれほど徹底追及した
あなたの雄姿に胸打たれ
何人の無党派が
何の保守派が
投票用紙を前に
勇気を振り絞って
「筆坂秀世」
「日本共産党」
と書いたことだろうか。
私も、その一人だった。
筆坂さん、
あなたが自ら国民に話し掛ければ
あなたが仮に
“罪”を犯していたとしても
必ずそれは減殺される。
逆に、
あなたが逃げ回るならば、
永遠に
「逃げ回る政治家」
「恥知らずの政治家」
として、
その汚名が雪がれる日は
来ないであろう。
私は今、
党の発表、マスコミ報道など
一切の雑音に耳を貸す気はない。
いわば、ゼロベースにいる。
筆坂さん、
あなたの勇気ある言動に期待している。
それが、共産党を救う道であり
あなた自身を救う、唯一の道だ。
疑わしきは罰せず。
まして、非公開裁判は憲法違反だ。
つまり、党は憲法を無視している。
「プライバシー」を考慮しても
最低限の“事実”を確認できない限り
私は、筆坂さんを
犯人呼ばわりするつもりはない。
あなたのものとされる
コメントも信用しない。
検察官が一方的に
「これが被疑者調書だ」
と言って、それを信用しろ
というのか。
あなたが出したコメントが
本物だというのなら、
あなた自身が読み上げるべきだ。
それが、国民に対する
最低限の礼節である。
筆坂さん、
あなたの肉声を聞かせてほしい。