今回の綱領大改悪は政権入りを最重要課題にした不破氏らしいものだ。
今回の綱領改定案は、他の投稿者の方も言われたように、事実上の不破綱領だ。
不破氏の演説や、著書に出て来る言葉が、そっくりそのまま出てくるところが多い。
さざ波通信でも書かれたように、これをまったくの批判もでずに全会一致で採択されるところもいつもながらとはいえ、唖然とする。
天皇制の容認などは、戦前天皇制政府に大弾圧を受け、拷問された宮本氏にとっては最大の裏切りだ。
右へ右へと進む不破氏は政権をことさら強調する。
今ただでさえ筆坂氏の問題で党への批判が広がっている中で、いまの情勢で政権参加などあり得ないと私は思う。
自民党の予備軍の民主党や自民党より右寄りの自由党と組んでどうして今の自民党政権よりましな政権ができると言えるのか。民主党政権に参加すればイラク戦争反対も言えなくなるし、消費税増税などにも賛成せざろうえなくなる。
フランス共産党の運命をたどるだけじゃないか。
不破氏は何故これまで政権にこだわるのか、なんとしても自分が健在のうちに政権に入りたいのだろうか?
私は理解できない。