創価学会にそっくりで社会主義とは無縁の北朝鮮に日本共産党は80年代後半から厳しく対決し、88年の大韓航空機爆破事件で当時の宮本議長はいち早く北朝鮮の犯行と断定し、北朝鮮を厳しく批判した。そして橋本敦参議院議員が始めて拉致問題を取り上げ、政府に北朝鮮の犯行を認めさせるなど対決した。
しかし問題は98年以降の不破氏の路線転換である。
さざ波通信でも取り上げられたように、これは不破氏の政権病の一つだ。赤旗を見比べればその路線転換がよくわかる。
97年までの赤旗には北朝鮮を厳しく批判した記事や特集が度々載った。しかし98年以降こうした特集はなくなり、北朝鮮批判がなくなった。
それ以後不破氏は朝鮮労働党との関係回復に意欲を見せはじめた。もし日朝首脳会談前に関係が回復していれば、宮本氏のルーマニア問題以上の失態になり、不破氏は失脚していただろう。不破氏は朝鮮労働党との関係正常化が送れたことで、命拾いした。
北朝鮮は拉致問題をはじめ数々のテロ行為を起こした上、麻薬取引や偽ドル札製造などこれでもかと言うほど社会主義のイメージを悪くした。
北朝鮮は私のこれまでの投稿で指摘しているように、社会主義とは無縁の創価学会そっくりのテロ国家だ。
拉致問題を棚上げして、朝鮮労働党との関係回復を目指した不破氏の罪は重い。不破氏は被害者や家族の方々に謝罪すべきだ。