国会会期末に政府から上程され、会期が与党により強引に7月末まで延長された上で、イラク特措法(自衛隊派遣法)案がついに審議に入りました。
本ページでは、共産党中央幹部や既成の政党への批判が目立ちます。しかし、有事三法案が国会議員の9割の賛成で成立する今、個々の政党への意見は留保しつつ、自衛隊が米英軍の軍事支援のために派遣される本法案はなんとしても成立を阻止しなければなりません。
そのため、本法案に反対している、自由党・社民党・共産党、本法案への態度を大勢反対としている民主党に、なんとしても、「成立阻止」の方向で頑張ってもらわなければなりません。
そして、私たちも今、単なる評論家から、日本の人々一人一人に働きかけることをしてゆくことが必要と思います。
具体的な提案として次の5点をあげます。
(1)50円でできる大きな抵抗運動(小泉首相、石破防衛庁長官に法案反対・撤回要求葉書を)
(2)衆議院議長綿貫氏、参議院議長倉田氏への法案反対葉書や署名の集中
(3)各政党特に、反対姿勢を示している国会内に議席のある政党およびその議員に「反対の立場を貫いて欲しい」メールを送ること。
(4)人道支援を強化するため、「国境無き医師団」等のNGOへの募金支援。
(5)超党派およびNGOでイラク現地に行った人々による「今、日本がイラク復興に何をすべきか」のシンポジウム。マスコミにも報道してもらう。
そのほか、よい知恵があれば早急に伝え合うこと、を願いたく存じます。