29日付朝日社説は「もっと新しい服を」と題し、大改悪された綱領改定案を革命の党から普通の政党に変わろうという、意思の表れなどとして賛美する一方、社会主義、共産主義の社会を目指してという章が残ったことについて、古い服はもういらない、時代に合った服を用意しなければとして社民化への転落を即している。
私は、以前から投稿で書いているように、朝日社説は90年のイタリア共産党の社民化以来、念仏のように日本共産党の社民化を主張し続けている。
朝日は冷戦時代、ソ連賛美と反米でとうしたが、ソ連、東欧の崩壊とともに、何の説明も無く立場を変えた。
それと同じように共産党も転落せよと言う朝日社説は、13年間同じ事を言っているが、この態度こそ改め、朝日新聞が、民主主義を尊重するなら、革命政党も容認すべきである。
よく朝日新聞は容共と言われるが、まったくのデマだ。それは冷戦時代の話である。ソ連、東欧の崩壊後朝日は、容共から反共へと立場を変えた。もっとも国内ではの話で、外国の北朝鮮、中国には賛美を続け、まったく弱腰であるが。
こういう朝日の態度こそ改めるべきで、共産党へ更なる転落を期待するのをやめ、朝日が民主主義を尊重し共産主義政党を認めるよう希望する。