6月21日に
新しい「お品書き」(綱領)を
用意し、新装開店した
東京・代々木の、そば屋「きょうさん庵」。
当サイトからも
少なからぬ方が
この店の「のれん」をくぐったようだが
概して評判が悪い。
一体、不破店主は
創業以来の
頑固一徹「手打ちそば(革命)路線」で
オールドファンの期待に
応えるつもりなのか、
それとも
パスタ(改革)専門店に衣替えして
若者、ファミリーら無党派を
呼び込むつもりなのか。
その「決断」もないまま
手打ちそばと茹で上げパスタを
5対5の割合で「ざる」に盛り付け
タレは、オリーブ油(天皇制)と
昆布ダシ(共産主義)の混合物
という
最も食い合わせの悪い
シロモノ
「天そばペスカトーレ わさび風味」
を提供している気がしてならない。
事実、当サイトでは
何人かのオールドファン、常連さんは
今回のお品書き改定を
「とんでもない大改悪だ」と怒っておられる。
無党派の私は、正直言ってパスタ派だが、
常連さんの怒りは、察するにあまりある。
一方、新聞各紙は
逆の立場から
「しょせん 化粧直し」と
手厳しい論調だ。
要するに、
不破氏は
オールドファンからも
無党派、メディアからも相手にされない、
最悪のまぜこぜ・玉虫色路線を
ひた走っている可能性が高い。
ちなみに私自身は、
そもそも
鉄のカーテンの向こうで
秘密裏につくった
綱領案を認める気にならない。
認めていない綱領案の
中身のことだから、
どうでもいい話とも言える。
むしろ、私が一番問題にしたいのは
「手続きの非民主性」である。
不破氏らは
「11月まで約半年間も
議論するんだから、民主的だ」
と弁明するが、
的外れもいいところだ。
例えフランス料理の
フルコースであっても
鉄のカーテンの袖から
突き出されたら
食欲も失せるというものだ。
だから、不破氏らは
どのように料理をつくっているかが
一目でわかる
オープンキッチン型のレストラン
を国民が求めていることに
早く気付くべきだ。
大事なのはプロセスの透明性。
かつて「料理の鉄人」が
あれだけ視聴率を稼いだのも
プロセスに対する国民の関心を
うまく引き出したからに
ほかならない。