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志位委員長の韓国訪問が実現されれば、韓国国内の日本共産党への誤解が解けると信じている。
盧大統領の好意で日本共産党幹部の韓国訪問が現実的になったが、数年前までは、訪問すら夢だったのだから劇的な進展だ。
韓国国内には野党のハンナラ党などにまだ日本共産党への誤解がある。しかし訪問が実現すれば誤解は解けると思う。
昨年アジア政党国際会議に出席した緒方国際局長が、「平和の課題と野党外交」のテーマで演説し終わった後、韓国のハンナラ党の議員から「われわれは共産主義は嫌いだが、あなたがたの党ならアクセプタブルだ(受け入れられる)。とくに、二十三年間の非合法時代、侵略戦争に反対したために、厳しい弾圧と大きな犠牲を受けた党であることを認識して、それだけでも、日本でもっとも価値のある政党であることに感銘を受けた」と感想を聞かされたと、前衛３月号で語っている。
今回の韓国訪問では、政府との会談と共に、韓国国内の日本共産党への誤解を解き、革新政党の民主労働党や、進歩的な団体、個人と幅広く会談し、日本共産党を理解してもらい、大きな成果を挙げる事を期待します。