日本共産党の支持団体の一つに「全国宗教人・日本共産党を支持する会」(98年5月結成)というのがある。
2年前の参院選では奈良選挙区の共産党候補の事務所開きに出席したり、街頭では、法衣を着た僧侶や牧師が街頭に立ち、「祈りを込めて一票を!」と共産党を応援している。
一方、共産党も京都で行われた宗教人の集まりに不破議長が出席して、共産党への支持を呼びかけている。
今回の地方選でも両者は協力関係を結び、3月に大阪で行われた共産党と宗教者との懇談会の席上、志位委員長は、「宗教を身近に感じる」などと発言。一層の支持を呼びかけた。
政教分離を叫びながら、一方で宗教者と手を結ぶのは、いささか問題があるのでは?