大歩危さんは6月14日付の投稿で「長壁さん、共産党ファンさんに」「多様な価値観を認めるべき」であり、「独善的な論理」に走るなと主張されてみえます。
わたしもそう思います。
長壁さんや共産党ファンさんは「味方だったらこのように考えるのが当然」と決め付け、それとは異なった意見は「敵」と決め付ける方法をとってみえます。
これはアンフェアかつ破壊的な「独裁者の手法」に他ならずまったく賛成できません。
ごめんなさい、大歩危さんがどのような政治主張をなさる方だったかよく覚えていませんが、今回の指摘に関して賛成します。
敢えて言えば、大歩危さんがおっしゃるようにブッシュも小泉も石原もある根拠をもって支持を得ているわけでそれを無視も否定もしませんが、その「現実」をただ容認するのではなく、わたしたちはその根拠をわたしたちのなかに取り込んで多数派を形成し、彼等-の反国民的な要素-を孤立させる努力をしなければならないということではないでしょうか。
共産党ファンさんへ:
イタリアなどでも共産党から左翼民主党(だったっけ?)になって党勢ががた落ちになったと言い「不破も認めている」などとおっしゃっていますが、共産党として残っているところも党勢はがた落ちなんじゃありませんか? 社民になったからとかそんな簡単な「お伽噺」じゃないんじゃないですか。不破がそう言っているとしたら程度低いですね。
長壁さんへ:
帝国主義や軍国主義に比べれば、イラクやら北朝鮮やらの「暴力性」「軍事力」「抑圧性」など取るに足りないといったような議論はとうに破綻していますよ。
社会主義ポルポト「カンボジア」での100万人とも300万人とも言われる国民虐殺は、ベトナムの侵攻によって「中断」することができました。
当時の日本では、中国派といわれる人々、新左翼の少なくない人々は「国民虐殺などはデマだ」としてポルポトを支持していました。
わたしは国民虐殺のポルポト打倒で闘い、ベトナムの侵攻を糾弾できませんでした。中途半端ではあったのですがその事実に誇りを持っています。
日本共産党は「ベトナムの自衛戦争」などと言っていましたが・・・
ソ連のスターリン粛清や中国の文化大革命で何百万人何千万人の人々が、虐殺され、投獄され、追放され、人生を破壊されたのでしょうか。
現に北朝鮮において何が起きているのか不安です。
北朝鮮の拉致や無法行為を糾弾するわたしも、アメリカや日本に比べれば取るに足りないとおっしゃる長壁さんも、今の言動の責任を取らされるときがくるのでしょうね。
北朝鮮の「微々たる」無法を語ってアメリカやイスラエルの巨大な無法を語らないといわれるのはいやですから一言。
勿論わたしはアメリカの大量破壊兵器と非人道的かつ独善的な戦争に反対しています。
つぶれそうな会社を経営しながらイラク攻撃反対デモには3回行きました。