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北朝鮮に対してどう向き合うか

2003/6/21 高弘、30代、会社員

 アメリカを始め国際的な包囲網が出来つつあります。
 北朝鮮の国民を体制に縛り付けているのは、恐怖と忠誠を強いる教育です。
 金日成・金正日を神格化し、北朝鮮国民は『偉大なる』を頭に付けて、彼らを呼びます。
 国家財政が破綻して、人民が苦しんでいるのに、金正日の誕生日を祝うため、膨大な金額を使い、長期に渡り準備をするそうです。
 そして例の、学芸会のような「マスゲーム」を見ると、北朝鮮国民は、指導者のしもべだと言う事を認識します。
 待っていてもこの体制は、変わりません。
 経済制裁をしても餓死者が増えるだけで、金正日体制はダメ-ジを受けません。
 脱北者・亡命者の話を聞く限りは、国内は一種の収容所なので、内部からの崩壊は期待できそうにありません。

 情報を与えて体制の嘘を暴けば、動揺すると思います。
 外国のマスコミを入れないのも、犯罪行為や嘘がばれる事により、体制の崩壊につながる事を恐れるからです。
 ビラでも撒いて情報を与えてやれば良いでしょう。
 休戦ラインの近くで、風の強い日に大量に撒けば、多少は効果があるかも知れません。
 いっその事、韓国に亡命政府でも作らせてみては、と考えます。

 経済制裁は必要ですが、中国や韓国から援助があるので、効果がどれ位あるかは分かりません。
 拉致被害者の返還は難しい状況です。
 もし返せば、闇の部分を暴露される可能性が有るからです。
 彼らを無事に取り返す方法を考えています。

 在日朝鮮人に朝鮮総連とは別の、新しい組織を作る動きがあるので、注目しています。
 組織ができる前に、潰される可能性も有りますが、在日朝鮮人からこのような動きが出るのは、本国からの影響力が低下しているためでしょう。