毎日のように熱のこもった投稿を拝見させていただいています。あなたの書くことは理解できますが、しかし硬直していると思わざるを得ないので、所見を。
まず、加藤哲郎氏のことについて。日本共産党の社民化を主張しているといって批判していますが、いわゆる御用学者とは違うのではないでしょうか。彼なりに国際的な視野で、他党派や市民運動などの研究をしてます。はっきりいって、不破さん志位さんよりこれらの点はよくみています。彼の共産党論については、若者のうち最も行動的かつ政治意識の高い者を組織できてないこと、支持者を含めた党の高齢化で世代交代がうまくいってないこと、したがって先細りの恐れが大いにあることから、このままでよいのか、という問題提起としてみたほうがいいでしょう。
私が知る範囲でも、党員や機関紙の数は20年ほど前から減少しています。今のような柔軟路線(社民化?)をとるはるか以前からです。大運動などで一歩前進したと思ったら、二歩以上後退するということの繰り返しで、長い目で見るとじりじりと減ってます。また青年対策を見ても、なかなか目立った前進がない、たとえば党員の親御さんがなかなか子供を対象者として紹介したがらない傾向があります。自発的に好きでしているはずのことを、子供にさせたくない、そういう人が多いということは一体どういうことなのか、考えみたらどうですか。
http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml
そういいながら、原則を曲げないことを重視すべきなのか、政治的に現実的であることを重視すべきなのか、私自身は困惑しています。(先日でた、綱領改定案とも絡みますが、あとで)ただ、今時の若者にイケてないもの魅力ないものとみなされている可能性は高いわけで、この点は全般的によく検討すべきでしょう。