数ヶ月前のことである。
民青の活動をしている際に、共産党への入党を誘われたが、僕は「まだ入る気になれない」と答えた。
当然その誘ってきた彼は、どうしてまだ共産党に入党する気にならないのか訊いてきた。
それに対し僕は次のような理由を挙げた。
・僕は川上徹の『査問』を読んで共産党には言論の自由が無いのではないか、あるいは宮本が勝手に川上らを裏切り者と決めつけ粛清したのではないかとの印象を受けた。
・有田(オウムで有名な)が党を追放(除籍)されたことに納得できない。
・共産党党内には民主主義がない。
などなどと話していたら、横で聞いていた同じ班員が「川上の言うことなんか信じているのか。奴は裏切り者だ。奴の言うことはでたらめだ。そんなもの読んでいると頭が悪くなる。」との意味合いのことを言ってきた。
僕はこれを聞いて呆れてしまった。
そして心底失望した。
はっきり言って、僕の知る限りでは全く党になんの批判をしないようなYESマンばかりだ。
はっきり言う。
「お前みたいなYESマンばかりだから、入りたくないんだ」
追伸:このたびの筆坂同志の不祥事は遺憾に思うとともに、早い時期での正しい判断を支持したいが、しかしここにも党の独善性が現れているように思われる。
何故、事件についての説明をしないのか。
不思議である。