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生ゴミをカラスにくれてやり、カラスの被害を訴え、石原大将がカラスに宣戦布告する。これマッチポンプの典型。ビニールシートをきっちりゴミに被せるなどすれば済む話なのに。
石原大将はそうした当たり前の呼びかけを都民にしてるのだろうか？ 捕獲作戦を仕掛けたりする対策は本来必要ないはず。
石原大将は、カラス問題の根本原因を「遡及」して考えず、生ゴミが散乱して「以降」の事態を「真実」とみなし、人間の問題をカラスの問題に「すり替え」、原因の「外部」としてのカラスに「武力」で働きかける－－という発想なんでしょうね。
ところで、毎朝のあの事態は、外国人に見てもらいたくない光景の一つです。光景というより、日本人の社会的精神力の薄弱さです。
ナショナリストはそうした精神性から目を背けたいのでしょうか？ これでは民主主義も発展しません。