今回の綱領改定でブルジュアマスコミが一番関心を持ち、期待するのは共産主義という用語が綱領に残るかどうか。(当然ブルジュアマスコミはなくなる事を期待している)
前党大会での規約改定のように綱領から共産主義という用語が無くなり、規約のように「終局の目標として、人間による人間の搾取もなく、抑圧も戦争もない、真に平等で自由な人間社会からなる共同社会の実現をめざす」(この共産主義社会像は、旧ソ連、東欧、現在の中国などと違い結構なものだが)ブルジュアマスコミが期待するのは共産主義という用語を綱領から追放する事により、事実上の体制内改良政党に転落させる事ができるという所にある。
私は共産主義という用語を綱領に残す事を強く希望するが、これが一つの焦点になっている。
ブルジュアマスコミの期待どうりに共産主義という用語が綱領から消え去るのか、それとも党の旗印として共産主義という用語が残り、ブルジュアマスコミを悔しがらせるのか、これを注視していきたい。