今日三回目の投稿は初めて内閣総理大臣の小泉純一郎を取り上げたい。私は小泉が総理になり、9割以上の国民が支持していた時から、最悪の総理だと思っていたが、テレビの国会中継を見ているうちに、この人は、人の心がまったく通じない人間だと思うようになった。ここまでひどい総理は史上初めてだ。
先日の志位委員長との党首討論もそうだが、私が特に小泉の人間性を疑ったのは先日の有事法制の審議で社民党の田氏が「特攻隊の経験がある人間として」として憲法改正を批判した時の小泉の答弁だ。田氏は「戦争経験者が少なくなってきた。だから憲法改正なんだと言うなら、私は死ぬわけにはいかない」と心から語った。それに対し小泉は質問に答えず、大きな声で自分の主張をするだけだった。
特攻隊体験を語った田氏の思い。死ぬ訳には行かないと言う田氏の心の訴えが小泉にはまったく通じなかったのだ。
歴代首相の中でもこんな人の心が通じない卑劣な首相を私は知らない。人間性で言えばスターリンやヒトラーと同列だろう。
こんな人物が日本を揺るがすブームを起こし、批判するものに、抗議が殺到するような現象が起こるんだから、何故日本が侵略戦争に突き進んだのか分かる気がする。