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選挙制度と議員定数について

2003/6/4 共産党ファン、20代

 私が共産党ファンになったのは細川内閣の小選挙区導入反対の共産党議員の論戦である。政治にまったく無知だった私は政治改革ならいい事だと思い込んでいた。しかし共産党議員の論戦を通じてやられようとしている小選挙区制がどんなに恐ろしいものかわかり、同時に非自民と称して大キャンペーンをはり、小選挙区制反対者を悪者扱いするブルジョアマスコミと多数のジャーナリストに怒りがわいた。当時細川内閣成立と小選挙区制の強行を後押ししたのがブルジョアマスコミと多数のジャーナリスト(特に田原氏)だ。
 私は90年代後半に議員の数が多すぎる、減らせと言う声が高まって以来、定数削減は大政党をますます有利にさせるだけだと主張したが、私の友人や知り合いで定数削減に反対の人は誰もいなかった。現在ブルジョアマスコミはどれも定数削減せよと迫っている。多数のジャーナリストも国会議員も身をきれなどと迫っている。正論を述べているのはさざ波通信ぐらいだ。定数削減し単純小選挙区に持っていくのは、田中角栄以来保守勢力の野望だ。それを後押しするブルジョアマスコミと多数のジャーナリストの多くは保守二大政党を希望している。それは自民党保守勢力の永久政権への道である。国民の多くは議員定数削減という甘い言葉にだまされ、それが結果として何をもたらすかきずいていない。ブルジョアマスコミと多数のジャーナリストは細川政権の小選挙区導入に続きまたも誤った世論誘導をしている。奇妙な事に今一番熱心に定数削減を主張している人物が、細川政権の生みの親で今再び第二自民政権を呼びかけている小沢一郎だ。
 また再び同じ過ちを繰り替えしてはいけない。