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日本共産党は各国政府政権党との関係言う前に各国共産党と関係確立を!

2003/6/7 共産党ファン、20代

 さざ波通信では今日本共産党がやっている野党外交について、共産党を非合法化している反動国家や独裁政権を支える政権党とも関係を持つ事を批判している。これはさざ波通信で取り上げているので、私は違った問題を考えたい。
 プロレタリア国際主義! 万国の労働者団結せよ!
 最近あまり聞かなくなったスローガンだが、最近共産党は各国政府との関係重視として各国大使館とも関係を強めている。私は違う方向から見て、共産党を合法化している政府や大使館との関係を見てみたい。この中で共産党を合法化している国の政府や大使館とだけ関係を持ち、その国の共産党とは関係が無い国もあるだろう。これは矛盾した事になる。
 第十二回臨時党大会のあいさつの中で当時の宮本委員長は「わが党は、わが党とのまったくの断絶状態を相手側でつくり出したごく一部の党を除いて、全世界の共産党と友好的交流をすすめています。意見の違いがあっても、干渉しないかぎり、積極的な友好と必要な国際協力は可能であるというのが、わが党の一貫した方針であります」このように述べている。現在合法化されているすべての共産党と関係を持つというのには程遠い現状である。共産党はもともと国際主義で成り立った政党なのだから、党の国際活動で各国政府政権党との関係を言う前にまずは合法化されている各国共産党と関係を確立すべきだろう。各国政府との関係などはその後の話である。最近一国主義が目立つが、最小限各国共産党との関係確立する事を主張する。それが多少でも国際主義につながる事を祈る。