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やるべきは改定ではなく、やりなおしかも

2003/7/1 まちねずみ、30代、団体職員

 共産党ファンさん。ご返事ありがとうございます。私なりに気がかりなことをそのまま書いただけだったので、どう受け止められるのか、と思っていましたが、なかなか話のわかるかたのようで安心しました。日本共産党の未来を心配している点では同じだったのですね。
 また、ここのところしんぶん白旗さんが日本共産党の現状を料理になぞらえた投稿をされています。これに共感しつつおもしろくよませてもらっています。新綱領案の路線は全体的に中途半端、党内民主主義は乏しいというのが、エッセンスでしょう。(そんなふうに読ませてもらいました。)
 じゃあ、私はどうなのかって。日本においては共産党しかなかろうと思いつつも、海外に目を向ければ北欧型の社民党を評価し、足元を見れば良心的で保守的な小市民かなと実感している者です。平凡なものです。
 綱領路線で、原則的であるべきか、柔軟であるべきか、といわれています。今の案は股裂けを起こすのではないか、下手したら党の分割をしなければならないのではないか、そこまで思うのですが、みんなが懸念している、党勢の停滞のことも含めて、文字通り全党的討論をすべきでしょう。イタリア共産党は(評価は別にして)、全党的な数年間の議論を経て左翼民主党としてやり直したそうです。そうしたほうが、イメージも変わるし、党内外の人たちの意識も変わって活性化するし、なにより現状からしてぼろぼろになる前にリセットしたほうがよさそうに見えるのです。