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朝日新聞論説委員は何故ここまで反共主義か!

2003/7/1 共産党ファン、20代

 私は、朝日新聞の論説委員が何故ここまで反共主義者なのか疑問だ。
 90年のイタリア共産党の社民化以降13年間、日本共産党の社民化への転落を主張し続けている。
 以前からの投稿で書いているようにイタリア共産党の多数派が結成した左翼民主党は、イタリア共産党時代から得票を大幅に減らし大失敗に終わった。一方共産主義を守る事を主張して結成された共産主義再建党が得票を伸ばしている。
 この事は党右傾化の象徴である不破氏も昨年二回の講演で語っている。
 だから私はいくら不破氏でも社民化への自殺行為をとる事は絶対にないと確信している。それは不破氏の過去の演説や数々の著書を見ればあきらかだ。しかし朝日社説は、今回の綱領大改悪で、社会主義、共産主義が残った事を、年配党員への配慮などと言っている。どうやら朝日論説委員は不破氏の過去の演説や著書についてまったく無知のようだ。
 それにさざ波通信でも指摘したように、朝日社説が、共産党の社民化を主張する前に、社会主義を放棄した現社民党が、右傾化のたびに議席を減らし、現在は共産党より少数政党になり、存亡の危機を迎えている事を朝日の論説委員はどう考えているのか。
 反共が国是の韓国の盧大統領ですら共産党が合法政党として活動できる時、韓国は真の民主主義国家になると言い、作家の小田実氏も共産党を合法化している国が真の民主主義国で、共産党を非合法化していた旧西ドイツは民主主義国ではなかったと言っている。
 朝日は左よりの新聞などと言われているが、その朝日の論説委員が共産主義政党を13年間否定し続けている。
 朝日の論説委員は民主主義者ではないのか?
 もし朝日の論説委員が民主主義者なら、当然共産主義政党を認めるべきで、古い服は入らないなどと民主主義を全面否定する社説など絶対に書けないはずだ。
 朝日の論説委員にもう一度民主主義を考えてもらいたい。
 自分と考えが違うから共産主義をやめよと言うのは恥ずかしくないか。朝日の論説委員が民主主義の立場に立ち、反共主義を改め、異なるイデオロギーも認める日が来る事を願ってやまない。