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私は共産党の学生運動に大きな疑問を持つものです。共産党系自治会のお題目では「多数の学生の権利を代表」「全学生の加盟」と書いていますが、実際はどうでしょうか。日本中の大学でも「自治会」があるところは少数ですし、「全学連」の実態は共産党の政治組織です。これは青年Y君の寄稿でも分かるかと存じます。
今、大学や専門学校の大きな問題は「アカハラ」「スクハラ」です。「アカデミーハラスメント」「スクールハラスメント」のことです。絶対的な権限を有す教務側が、「気に入らない」学生への差別的な扱いや人格攻撃、最近では女学生への性的嫌がらせなどと実に多発しています。酷い時には自殺にまで至るのです。でも、共産党系全学連は如何なる対応をしたのでしょうか。と、いうよりは、「何、これ？」でしょう。やっている事と言えば「有事法制反対」「安保破棄」といった、凡そ学生の生活からは関係ない政治行動ばかりです。（勿論、私は安保にも有事法制にも反対です）。
何故、共産党系全学連が消滅寸前か、。これは、学生の生活とは全く関係ない「政治ごっこ」をしているからです。それに、自治会活動家が「授業ほったらかしで学生運動に没頭」だからです。
それに、私が生理的に嫌悪を感じるのは、民青や共産党が実権を握る自治会を「民主的な自治会」、非共産党自治会を「反共的自治会」と、あたかも「共産党こそが、学生運動の導き役」の自惚れあがった考えがミエミエです。それに「学生や青年を、社会の進歩や発展、そして革新政党へと結集」の表題をみれば「何をかいわんや」といったところですか。
私が思うに、民青同盟が大部分の「幽霊同盟員の整理」をしたのは1993年だと思います。その年には月刊誌「青年運動」を廃刊にしています。理由としては「民青新聞の普及拡大」と言っていますが、実際は組織がガタガタなのでしょう。「民青同盟員20万人」の数字は、私のような「一日だけの同盟員」を含めての粉飾決算なのかもしれませんね。私の10歳年下の弟がいうには「民青同盟？！、見たことも無いね。何、姉貴、入っていたの！？」です。