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星鈴様とあかるくいきたいです様の論争について

2003/7/28 Sophy、20代

   初めまして。星鈴様(以下、「星様」)とあかるくいきたいです様(以下、「あ様」)の両御意見、大変興味深く拝見いたしております。
 あ様の基本理念は、他の発言も含めて推察いたしますに、批判よりも、評価・提言を通じて社会をより良く構築することに尽力すべきだということではないでしょうか。この姿勢は的を得ている部分も多いと思われます。特に、「世の中は駄目だ、駄目だ」と愚痴をこぼし、社会がいかにあるべきかについては無関心な者に対してはその通りでしょう。あ様はきっとそのような人たちに多く出会い、業が煮えた気持ちをお持ちなのではないかと思います。私もその点は大いに共感できるのです。
 一方、星様の御意見は、他党に対しては厳しく説明責任を追及してきた共産党は、長崎氏の事件についてもその姿勢を貫くべきであり、それが、これまでの姿勢をふいにしない道であることを提言するものと思われます。
 星様のこの説明責任の要求は、痴漢冤罪事件で戦う当事者及びその家族、そして被害女性までを視野に入れられていることは明らかで、あ様の批判は、少なくとも星様には適当ではないと思います。また、御指摘の長崎氏が社会的制裁を受けていることや、退廃的な文化の問題は、別の次元の問題と思います。
 あ様の基本姿勢についての評価は上記の通りですが、一つ反論いたしますと、比喩的になりますが、木を植えることは大切なことですが、その前に私たちは地を耕さなければならないのです。私は、追従、迎合の世の中にあって、たとえ前向きな提言がなく批判しかしない人がいたとしても、その人がしてくれた批判の上に新たなものが構築できるのですから、私はその人を大いに歓迎したいと思うのです。あ様の御怒りはもっともですが、不平不満にもその良さがあることを認め、その長所をつぶさず生かしていくことの方が、建設的であり、またあ様の理想にもかなうのではないかと思います。あ様の御主張は、決してそのような意図をお持ちではないと思いますが、他の意見を封ずるおそれを持つものであることを、御考え戴ければ幸いです。