もはや、期待はしないけど・・・
またまた、呆れたパフォーマンス。
憲法破壊を地でいくイラク特措法案がごり押しで参院可決したその光景は、これまた「珍光景」。
衆院では、すんなり通過。その前の有事法案では、民主も賛成。今回のシナリオは、参院まえの、自由党と民主党の合併にはじまる。
初めてみた自由党の女議員。ヒールをはいて、机に駆け上る。ミニのスリットで太ももが露になる。カメラは、バッチリ大写し。下に群がる男議員は、よくも、我慢ができたもの。いかに大根役者といえど、先だっての、発言などがチラホラ浮かんでくる。
ミニスカートにハイヒール。格闘には、不向きであろう。戦争にもルールというものがある? それとも、色気戦争か。屈強な大仁田には色気で勝負か。
それにしても、このテレビも、ついに、堕ちるとこまで堕ちた。ジャーナリスト気質の蟹瀬キャスターが退いてから、朝日の名がなくというものだ。北朝鮮報道のころより、どんどんおかしくなっている。メディアは、世論に媚びだしたら、おしまいである。
元プロレスラーのこの議員も、当時は、いかにも、教育に情熱がありげ、定時制でまなぶ熱血青年?をおもわせたものだが、「垢絨毯」を踏むとこのありさまだ。国会は各自特有の技量を発揮できるところでもあるようだ。国という名がつけば、暴力でも、殺人でも、なんでもござれ、殺人幇助は、二重丸。
にしても、今回という今回は、歴史の節目。日本の大大有事。共産党と社民党が、反対反対とさけんできたではないか。自由党でも民主党でもなかろうに。まして、ミニのスカートで大根演じる女議員の出る幕じゃない。女性なら、川田悦子であろう。ほんとにわかっていないのだ。
さっそく、菅vs小泉か、と首相候補を選ばせているが、なぜ、ふたつの選択肢? 他のメールでは、志位首相という声もある。朝日にかかわらず、いつでも、そうだ。石原か小泉かと聞くアンケート。どっちもイヤだの声はどうなるのか。
メディアのファシズムぶりは、うんざりである。
以前にも、ふれたが、最後にまとめると、
自由党と民主党は「自由民主党」。これで、名実ともに、自民党になったのである。ここ一連のドタバタ騒ぎで、シナリオは完成した。名ばかりの与野党の猿芝居は、これで、一件落着。
金融界でもそうであるけれど、名前を変えるあるいは、合併は倒産の裏返しである。独自では生き残れないから、群れるのである。共産党も社民党も、今こそ、正念場であろう。日本国民は、豚やゆで蛙ばかりでない。考える葦であり、意義申立ての声は、今、全国つづ浦々にわきおこりつつある。
おかしなことはおかしいという声が、今、全国から、きこえはじめている。
これからは、ほんものが、生き残るときである。ごまかしのない、うそ偽りのない、真摯な声が価値をもつ。世の中が狂えば狂うほど、「正気」が燦然とかがやき、力を発揮する。
7月18日、予定利率引下げ法が成立。
7月26日、イラク特措法が成立。
いずれも、国民の納得は全く得られないまま、ごり押しで、前者はひそやかに、後者は、数と実際の暴力で決まった。
日本国内の経済戦場地での殺戮。
他国の戦地での殺戮。
いずれからも、逃げ延びるのは、至難の業である。