まずは、どうでもいいですから、もう30代なんですから、自分が勉強していない現実を認め、ちゃんと看護婦の勉強をして下さいよ。勉強して資格も取り、看護婦としてのスキルを身につけ、看護婦として社会的にみとめられてから言いたい事を言って下さい。自分の不勉強を自己批判しないで他人ばかり批判して誹謗中傷しているようでは誰も聞いてくれませんよ。
そういえば、昔から看護婦の皆さんは、揃って「看護婦は、夜勤もあり貴方方サラリーマンみたいに暇じゃない」「世の中で一番大変な職業は看護部だ」といいますが、そうじゃないんですよ。私の業界は、たぶん、あらゆる事業の中で一番過労死が多い業界のひとつです。3月~4月は、朝5時に起床して、朝2時まで働いていました。また、流行をおいかける必要がある業界なので、あたらしい知識を常に吸収する為、それ以外に勉強をしなければなりません。これが、私達の業界の平均的な姿なんですよ。
私の大学の当時の学生運動は、共産党独裁の運動ではありませんでしたよ。学生大会には全学の三分の一は集まりましたし、多くの学生から支持されていました。どこかの書籍に書いてあった事を日本中の大学の学生運動全体であるように考えているようですが、現実を生でみていないようですね。
ただ、さまざまな矛盾もありました。一番頭にきたのは、まったく運動をサボタージュしているはずの人が一生懸命活動をしていたように報告され、生協や民医連などの幹部として採用され、私などが反党分子として、党が除名した事です。
学生運動の問題点は、活動家個人の問題ではありません。彼らは本当に真面目に頑張っておりました。問題は、人生の先輩である共産党が見て見ぬ振りをしていたところになります。
私にとって学生運動にはいろんな矛盾が満ちておりましたが、いろんな事を勉強させて頂きました。人・組織・時間・空間・関係・金など、それは、教壇で教授が講義で語られる内容以上に刺激的・実践的なものでした。
私は、社会に出てこの業界で一生懸命働きました。社会的な評価をされる事業を数々こなしてきました。少なくても大学で教授に可愛がられた学生よりも私の方が事業として社会的評価が高いもの事実です。ですが、反共意識が強いこの社会ですから、かなり、パージーもされてきました。全国の元・学生運動活動家は、その後、どんな人生を歩んできたのでしょうね。みんな頑張っていると思います。
いずれにしろ、他人がどうしたという立場じゃないのではないでしょうか。だまって看護婦として頑張って勉強して下さい。一人の看護婦として社会的に認められてから発言しては如何かな。